公安警察の兄貴として産まれた俺の末「名探偵コナン」

35話 ページ36

前夜は頑張り何とか小説を見ていただくところまで来た久しぶりに今朝方事務所に顔を出して見れば心底おどろいたって顔をされたね

その顔を見た時は煙たがられると思っていたけどびっくりすることに俺を知ってくれている方々みんなから暖かい言葉を貰った

こんな薄い小説が最後の出版となると話した時も事情があるんだろうといい根掘り葉掘り聞かずにすまれた

これは本当に嬉しかった

とりあえずは早くポアロに行かないと携帯が壊れてしまってコナン君と連絡すら取れてなかったからきっと心配してくれているだろうしさ

それにもう1つとしてはお客としてでは無くしっかりと兄として安室透さんいや降谷零、、弟に話をしに行くつもりだ

きっと最初に再会した時から気づいていたんだと思う、、だけど臆病な俺は無理やり違う人物だとインプットすることでやり過ごしてきたんだ

だがそれも終わりにしようしっかりと話をして悔いのない最期を送ることに決めたんだ


とつい数十分前に決意した俺がとてつもなく恥ずかしいよ

いつもコナン君と行けばポアロにいるのに今日に限って3日もいないなんて、、

A「はぁっ」

コナン「えっ、、、A、っさん？なの？」

その声で振り向いてみれば一昨日あったという感覚のコナン君がいた

まぁコナン君からしたら久しぶりだもんね

コナン「いったい今の今までどこに言ってたんです！？皆心配してんだ！」

いくら高校生と分かっていても小学生に怒られるって嫌だな

A「久しぶり？にあって怒るのはないんじゃないかな？俺だって一昨日起きたばかりなんだ」

コナン「え？」

あー分かっていない様子だね

A「病院で2週間ほど寝ていたんだって」

コナン「どこの？(可笑しい、、それなりの数の病院は回ったはず、、もしや県外か？)」

どこってコナン君なら来そうなくらい近いんだけど

A「杯戸病院だよ」

コナン「ふーーん(後でそこに探りを入れてみる必要がありそうだ)」

何をこの子は考えているんだ？

コナン「でもどうしてAさんはここに？」

A「いつもいるかっこいい店員さんに会いたくてね、、何処と無く弟と似ているし落ち着くんだ」

少しばかりの嘘を許してくれ、コナン君

コナン「はぁーーー(どこまでこの兄弟はすれ違うんだ？？今日から三日くらい安室さんいないってのに)」

なぜため息を疲れたのだろう？

36話→←34話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す