公安警察の兄貴として産まれた俺の末「名探偵コナン」

30話コナンside ページ31

このゴンドラが止まったことは嬉しいが忘れている事があった

Aさんがここにいたじゃないか

電話だ、、電話をかけてみよう

「この電話番号は電波の届かない所か、、、、、、、、」

繋がらねぇ

コナン「くそっ」

赤井「助かったのに何を焦っているんだ」

顔に出しすぎてしまっていたのか赤井さんに心配をされてしまった

だが近くに安室さんがいるから言いたくても言えねぇ、、、いや今が再開させられるチャンスなのか

いやこれでもしAさんが巻き込まれでもしていたらそれこそ合わす顔がない

安室「僕がいたら何がダメなんだ」

コナン「そんなこと」

安室「君の割にはものすごい顔に出ていたよ、、僕に隠し事をしてるって」

赤井「そういう君も俺にどこかに言ってほしい、、いや先ほどの続きをしたそうな目をしているがな」

安室「くっ」

赤井さんもこれ以上挑発的口調はやめてくれ


赤井「こっちでも色々と情報処理がある、、一旦別れるとする」

コナン「あっ赤井さん」

そのまま行ってしまった

多分、赤井さんなりの気遣いなんだろうか

安室「それで、何を焦っているんだ？」

コナン「安室さんじゃなくて公安として聴いてもらいたいんだけど」

そう言えば安室さんは静かに耳だけを傾けてくれた

コナン「Aさん、、降谷Aさんがここに来ていたんだ」

安室「！？、、、兄さんが」

やっぱり初めてAさんと対面した時から気づいていたか

安室「勿論、兄さんは逃げているだろう？」

それが分からないから言い出しづらかったんだ

コナン「分からないんだ、、携帯も繋がらなくて、、もしかしたら巻き込まれた可能性も」

本当は証拠も無いことを言いたくないけど、、

安室「あの人は意外と粘り強いから平気さ」

そうは言っているものの、その顔はとても青ざめたものだった

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