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「じゃあ、各自順番に開始していく」
私は初めて会うオールマイト先生の授業だったらしい。
オールマイトって確かすごい強い人だよね…
ニュースでも見た事があるし
みんなからも聞いた事がある。
第一印象………何かすごいデカい。
圧がすごい。
私なんか指一本で捻り潰されそうだ。
『ここら辺でいいかな、』
私はオールマイト先生の指示通り、絶対安全な場所からの見学。
絶対に被害がこなそうな場所でボーっとみんなを見る。
「ひええ、最初から緑谷とかよ〜」
「よろしくね！上鳴くん！」
みんな、すごいなあ…
本当にヒーローになるんだ…
最初はヒーロー？何それ。って感じだった。
私のいた世界にはヒーローなんてもの、存在しなかったから。
個性はもちろん。
それだけじゃない。
こんな風に無条件で誰かを救いたいだなんて…
少なくと私の周りにはいなかったから。
この世界に来て、みんなを見ていて思うようになった。
きっとみんなはいいヒーローになるんだろうなって。
今では私はみんなが無事に、夢を叶えられるように願ってるんだ。
もちろん、爆豪にも。
だから私はそのサポートを、小さい範囲だけど、力になれるように。
寮での仕事を頑張るんだ。
「それでは、開始！！」
それからしばらくみんなの戦いを見ていた。
素早い動き、一瞬の判断力に、優れた才能に、個性。
見れば見るほどに、すごい。
たかが授業だなんて誰一人思わず、全力でやっているのを感じる。
「どうだい？君から見ての彼らは」
いつの間に私の所に来たのかオールマイト先生は私にそう聞いた。
私から見て…みんなは…
『……すごく、かっこいい』
ポロっと零れた言葉は、本音だった。
本当にかっこいい。
「そうか」
私の言葉を聞いたオールマイト先生は優しい笑顔でそう言うと言葉を続けた。
「君の事はみんなから聞いていたが本当にいい子そうだ」
『え…』
相澤先生だけじゃなく、オールマイト先生にまで？
「君が来てからあの子達は何だか少し変わったんだ、雰囲気が」
『……』
「もちろんいい方向にね」
『…嬉しい、です』
何だか心がポカポカして、そう真っ直ぐに言われたのが恥ずかしくて顔を下げる。
みんなの雰囲気が、いい方向に…
「わっ！！」
「麗日くん！？」
『…？』
「あちゃー、何もない所でコケちゃった」
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麗葉 - 途中まで同士！って思ってたのに途中から爆豪くんといちゃつきやがって！もっとやって下さい← (6月16日 1時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 檸檬さん» 一気読み…！！そう言っていただけですごく嬉しいです（ ; ; ）！読んでくださりこちらこそありがとうございました！！ (2021年11月14日 21時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 今日読み始めて最後まで読みました〜！もうとてもとても最高でございました……ありがとうございます(尊) (2021年11月14日 19時) (レス) @page50 id: 790fd21cd2 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - ＠たまふさん» わーっっっ！！！嬉しすぎるお言葉です…！！きっかけだなんて！！ありがとうございます！！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
＠たまふ - この小説、ヒロアカにハマったきっかけなんですよね… (2021年2月1日 15時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
