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携帯を枕元へポイッとして上半身を起こすとやっと私を見てくれた爆豪の顔は………まあ何と恐ろしい。
だが。私も負けてない。
だって私悪い事してないもん。 昨日少しあのツンツン頭を触り過ぎたかなとは思ったけど。爆豪は嫌がって無かったもんね。
理由も言わず私をガン無視する爆豪が怒られるべきだ。
『叫ぶなって…爆豪が無視するからじゃん』
「……」
『ほらまた！』
「……」
『へぇ！そんなに無視したいならしてれば？これ以上口聞かないっていうなら私！！………実家へ帰らせていただきます！！』
「……」
『……』
え、ちょ…
ちょっとふざけただけじゃん。
そんな冷ややかな視線送らないでよ。
って！また背中向けるの！？
『何で拗ねてるの』
さっきの体勢に戻ってしまった爆豪に、仕方なく爆豪の近くまで行ってツンツンと突く。
「………拗ねてねぇよ」
『拗ねてるじゃん！拗ねてる！怒ってるっていうより拗ねてる！絶対！』
「……黙れうるせぇ外に投げんぞ」
『……、』
え、本当にしそうで怖い。
爆豪のその言葉に、私は大人しく口を閉じる。
だけどさ？
私が口閉じたら終わりじゃない？
無言のままだよね？
……なんて少し思ったが。
違った。
「……………テメェ」
『…？』
数秒後、爆豪がすぐに沈黙を破ると私に背中を向けたまま小さく声を出した。
「……」
『な、何？』
その声は明らかに。
絶対絶対拗ねている。
何これ心臓痛いんだけど。
何その声。ズルくない？
「…………昨日の夜中何してた」
『…夜中？』
ボソリと呟くようにそう言った爆豪に、私は脳内をフル回転させて記憶を遡る。
昨日の、夜中…
夜中…？
確か…
小腹が空いて…
音を立てないようにキッチンに…
『え？何。もしかして爆豪の辛いカップラーメン盗んだのバレてた？』
「あ？テメェ殺す」
『あ、うん。爆豪に殺されるなら本望…』
「……………ちげぇよクソが」
何だ、バレてなかったのね。
余計な事言っちゃったじゃん。
じゃあ、何…？
別にそんな悪い事してないと思うんだけど…
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麗葉 - 途中まで同士！って思ってたのに途中から爆豪くんといちゃつきやがって！もっとやって下さい← (6月16日 1時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 檸檬さん» 一気読み…！！そう言っていただけですごく嬉しいです（ ; ; ）！読んでくださりこちらこそありがとうございました！！ (2021年11月14日 21時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 今日読み始めて最後まで読みました〜！もうとてもとても最高でございました……ありがとうございます(尊) (2021年11月14日 19時) (レス) @page50 id: 790fd21cd2 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - ＠たまふさん» わーっっっ！！！嬉しすぎるお言葉です…！！きっかけだなんて！！ありがとうございます！！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
＠たまふ - この小説、ヒロアカにハマったきっかけなんですよね… (2021年2月1日 15時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
