ウォヌくん私を見てください

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この事に関しては神様は味方してくれなかった。



世の中、いい事だらけじゃないよってことか






｢ あのさ｣


｢ え！あ、うんなに？｣




好きな人からの あのさ ってなんかドキッってするよね





｢ いつまでそれ言うつもり？ ｣


｢ えっと、今ので終わりました…｣


｢ あー、もう言わないんだ？｣


｢ そうなります、はい ｣






自分からもう言いませんっていうの辛い

本人に直接諦めましたって言ってるんだもん



その程度かって思われてもおかしくない







｢ ふーん ｣


｢ なので、明日からは大人しいよ、、
だけど聞きたい事があるの。｣


｢ なに？｣


｢ なんで友達なってくれなかったの？｣





嫌いだから


そう言われる覚悟は出来てる







｢ めんどくさいから ｣


｢ 友達が？｣


｢ 女子。友達になった瞬間好きとか言われて
俺の何を知ってる？って思う ｣


｢ でも！皆そうだとは限らないんじゃない？｣




私が言えることじゃないのはわかってるけど

本当に友達になりたい人が可哀想



私だって今はウォヌくんの事知りたいし
私の事だって知ってほしい





｢ どうだか。｣


｢ 私は、ウォヌくんのこと知りたいよ ｣


｢ …｣


｢ 私の事も知ってほしい。好きとか言わない！
だから信じて！嫌になったらやめてもいいから！｣






嫌いって思われてないのなら

もう一歩前進んでみたい








｢ なら俺が君と友達になりたいって思えるように
今日1日頑張って。 チャイムなるよ ｣









｢ …うそ ｣








これは前代未聞の大チャンス…


でも頑張るってなにしたらいいの
なにしたらウォヌくん友達なりたいって思ってくれる？








｢ ハニくんに聞きに行かなきゃ ｣







こういうのは人に聞くのが1番









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｢ ハニくんハニくんハニくんハニくん ｣


｢ やー、Aうるさいぞ ｣


｢ 真剣に聞いて欲しいの！｣


｢ なに？てか委員は？｣


｢ 今日からない！
ウォヌくんに友達になりたいって思われるには
何したらいいかな ｣


｢ は？今日で終わりじゃないの ｣


｢ そうだよ！本当は終わったんだけど、チャンスもらったの！｣






いつもはハニくん達から教室まで来てくれるけど
今日は飛んで3年生のフロアに来た



私の教室いたらウォヌくんに聞こえちゃうから






｢ 本当何言ってんのかわかんない ｣


｢ だから！！｣









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