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クラスのほとんどは
柊に対する態度が
彼が教師という立場であるとは思えないほど
酷いものであるが
彼女は
流石マドンナと呼ばれるだけあり、
柊はもちろん、
誰にでも平等に接していた
そんな彼女の
リスペクトしている相手が
柊であると言うのは本人も驚いた
「どうして俺なんだ？」
「柊先生のような
"大人"に出会った事が無いからです。」
そう言って彼女は
窓の方を見ながら切なそうに微笑む。
「………俺のような？」
「はい、そうです。
先生と出会って
この世の中には"こんな大人もいるんだ"
って思ったんです。
だから私は
前の担任の先生には少し悪いですけど
柊先生と出会わせてくれて
とても感謝してます」
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作者名：まいにちねむい | 作成日時：2019年2月21日 14時
