今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:98,823 hit
小｜中｜大
22 ページ22
.
.
その頃、さくらは教室のドア付近で
香帆と一緒に寝ていたのだが
数分前に起きた
さくら「ねぇ今、下の方から声しなかった？」
香帆「え、何言ってるの」
さくら「ほら、少し聞こえる！」
香帆「幻聴じゃない？」
さくら「そんなはずは……うーん、」
どこか未練があるようなさくらに対して
気にせずに寝始める香帆。
逆に、今ので目が覚めてしまって
なかなか寝付けないさくらは
隣にいる、香帆を起こさないように
慎重に壁に寄りかからせ
静かに教室をでる。
「はぁ…」
担任の先生の人質になって数日。
ありえない状況がいくつも積み重なって
未だに理解出来ないのもあるけれど
でも、このクラスは
少しずつではあるが変化している。
これは
生徒の気持ちも大切であるが
柊の存在が
彼らに大きな影響を
与えているようにも考えられる
「どうした、でっかい溜息ついて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 560人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まいにちねむい | 作成日時：2019年2月21日 14時
