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教室を出た彼女は
女子トイレに向かおうとしていた
「珍しいな、お前がハブられるなんて」
驚いて、パッと後ろを振り返ると
壁に寄りかかりながら
こちらを見つめる柊の姿が。
「アンタに関係ないことでしょ」
「まぁいい。
………あ、そういえば
お前に言いたいことがあるんだ」
「その前に
それはここでも話していい内容なの？」
彼の言葉で何かを察したかのように
柊の言葉を遮る彼女
「………分かった。こっちへ来い」
柊が美術室に向かうと
その後ろについて行く唯月。
彼に促されて
慎重に美術室の中へと入る
けどその姿はどこか堂々としていた
「お前は怖くないんだな」
「別に興味ないし。
それに
もし、ここで爆発したら
この近さからアンタも巻き込まれるでしょ」
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作者名：まいにちねむい | 作成日時：2019年2月21日 14時
