【原神】無表情の私とホムンクルスの君【アルベド】 (ページ22)

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21話ページ22

『任せる.....とは？』

言葉の意味が理解出来ず、聞き返してしまう。

アルベド｢言葉通りだよ。キミに興味がある。｣

この言葉の裏に"面白そう"という意味が込められてる気がしてならない。

『いや.....そうは言われましても』

そこまで言葉したところで、扉が物凄い勢いで開く。

そこには、よく騎士団でジンさんに怒られてる、幼女が目を丸くして立っていた。

アルベド｢おや、クレー。｣

クレー｢アルベドおにいちゃん....その人だあれ？｣

お兄ちゃん？

『お兄ちゃん.....お兄ちゃん！？』

目を見開き、2人を交互に見つめる。
似て.....るか......？？？

アルベド｢クレー、どうしたんだい？｣

アルベドさんは、驚く私を余所にクレーちゃんの目線までしゃがみ、頭を撫でる。
お.....お兄ちゃんだ......。

クレー｢クレーね、今からおさかなをドッカーンしに行きたくて.....それでアルベドおにいちゃんも一緒に来てくれないかなって......！
それに、そこのおねえちゃんも！おさかなドッカーンするの、たのしいよ！｣

アルベド｢そうなんだね、それなら3人で行こうか。｣

待て。お魚をドッカーンって何だ。

アルベド｢それじゃあ、ボクも準備しよう。あ、キミの武器は玄関近くに置いてある。持っていくといい。｣

『待ってくだ....』

アルベド｢よし、行こうかク『オイ、待て』？｣

？じゃないんだよ。？じゃ。
可愛く首傾げても誤魔化せないよ。

『えっと、...』

引き止めたけど、なんて言えばいいか分からない。
俗に言うノープランというやつだった。

アルベド｢？もしかして、魚、苦手？｣

クレー｢おさかな、きらいなの.....？｣

そんな、うるうるした目で見られても......折れてあげたりなんて.......

『べっ、別に苦手とかでは。』

しました。
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