喧嘩の仲裁! ページ4
「紬が失礼なことを言って、すまない。」
黒縁眼鏡…じゃなくて、確か…瑠可君…は頭を下げて、謝罪の言葉を言う。
紬君の方は、彼に髪を掴まれ、無理やり頭を下げられていた…髪の掴み方が痛そう。
けれど紬君は、小さいけど、割とハッキリ聞こえる声で「何で僕が…」なんて文句を言っている…表情は不満で満ちていた。
「そ、そんな…全然。」
「謝るのは、其奴だけで良いのよ。」
那月が、紬君の方をジト目で見ながらそう言う。
瑠可君は苦笑いを浮かべれば、「こいつは性格が捻くれてるから。」と、那月に返した。
「へぇ?捻くれてるにしては、度がすぎると思うけど?」
「いちいち五月蝿いんだけど…さっきから、少しは静かにできないわけ?」
睨み合う2人。
今にも乱闘が始まりそうな、嫌な空気だ…私と瑠可君は、そんな2人をただ見ているしか出来ない。
「…ど、どうしよう。」
友人も出来て、これから楽しい学生生活を送れると思っていたのに…。
私は2人の怒りを抑えるために、間に入ろうとしたが、瑠可君に肩を掴まれた。
そして、1人の男性が私達の間をすり抜けて、睨み合っている2人の前に立つ。
「柴田に、九条…。入学早々君達は問題を起こす気かな?」
男性の剣幕に、2人は直ぐに大人しくなった。
その男性は、私達のクラスの担任である。
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SHEI☆(プロフ) - ミサぽんさん» いえいえっ!ずっと楽しみに待っていますので、ゆっくりと更新してくださいね♪お気に入り登録してきますっ! (2018年1月5日 12時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - SHEI☆さん» ありがとうございます!中々更新ができなくてごめんなさい(´・ω・`)頑張ります! (2018年1月5日 12時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
SHEI☆(プロフ) - ミサぽんさん» ミサぽんさん!僕は下の方のSHEI☆と同一人物です!下の方はPCから来て、今はスマホから来ました!更新、ずっと楽しみに待っています!更新頑張ってください(p`・ω・´q)ファイトッ!! (2018年1月4日 10時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - SHEI☆さん» 面白いだなんて…ありがとうございます! (2017年12月27日 10時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
SHEI☆ - この小説とても面白いです!更新、頑張ってください!!応援していますファイトです( ´∀` ) (2017年12月27日 10時) (レス) id: 00dabe47f6 (このIDを非表示/違反報告)
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