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善法寺君と別れた後、私は食堂へ再度やって来た。
流石に池田君はいないか……。
私は食堂のおばちゃんから朝食を受け取り、空いてる席に着いた。
「不知火さ〜ん、隣いいですか〜?」
「鶴町君?うん、いいよ。」
「あの僕たちもご一緒してもいいですか?」
「もちろん。」
「「「ありがとうございま〜す。」」」
鶴町君の友達かな?鶴町君と同じで、なんだか四人のところだけどんよりしているように見える。気のせいかな……。
「さっきの見ましたよ〜。よく久々知先輩が打った手裏剣に気づきましたね。あの時の不知火さん、とってもかっこよかったです〜。」
「あっ、あの僕たちも見ました。」
「苦無で手裏剣を弾き飛ばすのかっこよかったです。」
「それにあの久々知先輩と互角なのにも驚きました〜。」
彼らは目を輝かせながらそう言った。
池田君を守ることに必死で、他に人がいたことなんてすっかり忘れていた。彼ら以外の生徒たちにもその場面を見られていたと思うとなんだか恥ずかしい。
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作者名:ずみ | 作成日時:2019年11月2日 17時