神と散歩 ページ26
kwmr side
『んー!いい天気ですね!』
kwmr「僕には鬱陶しいぐらいだけどね」
『そんなことないですよ!体内時計整えましょう?』
kwmr「体内時計整えましょう?って誘われたの初めてだよ」
『なんか嬉しいです』
kwmr「別に褒めた訳では無いけどね?」
なぜ僕がQuizKnockの大型犬 兼 番犬 兼 忠犬ハチ公の伊泉と共に外に出ているのかはおよそ10分前に遡る。
『河村さん!お散歩行きませんか?』
kwmr「散歩…?なんで僕なの」
『え〜、仕事終わってそうな人河村さんしかいなかったので!』
オフィスで仕事をしていると突然伊泉に散歩に行こうと誘われた。別に仕事が終わったわけでもなく、何となく企画が浮かばないから脳を休めていただけだったのに。
『どうです?行きません?』
kwmr「外に出たくないんだけどなぁ、」
『ダメです!不健康になっちゃうから!』
kwmr「でもなぁ、別に今も健康だし」
『いいから!行きましょう!』
そう言われて、腕を引っ張られて椅子から立たされる。彼は福良に散歩してきます!と伝えて僕の腕を引きながら玄関に向かう。
fkr「気をつけるんだよ〜」
『はーい!』
fkr「河村、伊泉のこと見逃さないでね」
kwmr「なんで僕が、はいはい。わかったよ」
『よしっ!河村さん行きましょー!』
そして冒頭に戻るのだ。ジリジリと照りつける日差し。紫外線が肌を刺激していると思い、腕まくりしていた上着を下ろした。
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作者名:重曹 | 作成日時:2021年9月23日 23時