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大型犬、先生(?)になる。 ページ22

・fkr side




『福良さん!ハングル覚えたんですか?』


fkr「うん、この前の学ぼうのやつで勉強したら一応読めるようにはなったよ」



突然、伊泉に質問された、ハングル文字覚えたんですか、と。つい先日公開されたQuizKnockと学ぼうを見たらしい。まだ意味は理解できないけどねそう付け加えると返ってきたのは




『良かったら俺、韓国語教えますよ!』



この一言だった。もしかして大学で第二言語とかで朝鮮語を履修登録していたのか、そう思い聞いてみた。



fkr「あれ、伊泉って韓国語できるの?」


『はい!一応!』


fkr「大学で第二言語で選んだとか?」


『違います、俺日本と韓国のハーフですよ〜』


fkr「ええっ!?そうなの!」



おれは思わず大きな声が出た。知らなかったから驚きが隠せない。俺の大きな声に驚いて須貝さんが駆けつけてきた。



sgi「福良くんどうしたの、大きい声出して」


fkr「須貝さん、いずみが韓国と日本のハーフって知ってました?」


sgi「ええっ?!マジで!知らんかった!」


『あれ、俺言ってなかったですっけ?』



やはり須貝さんも知らなかったようで、目を大きく開いて驚いている。驚いた後、須貝さんは顎に手を当てて伊泉の顔をまじまじと見つめている。



sgi「どちらかと言えば韓国ぽくない顔だけどね」


『よく言われます。』



確かにと納得するところがある。彼の目は韓国人に多く見られる切れ長の目と言うよりはクリクリとした犬に似た大きな目で、くっきりとした二重がある。肌が綺麗で色白なところだけ韓国っぽいと言えるかもしれない。



fkr「お父さんとお母さんどっちが韓国人なの?」

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作者名:重曹 | 作成日時:2021年9月23日 23時

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