名前呼び攻撃・第3弾 ページ15
A side
？？｢こんにちは〜｣
背後からガチャりとドアが開くを音がして後ろを振り返るとそこには会いたくてもまだ会えてなかった人が
『こんにちはー…っあ！』
？？｢ん、？あっ、もしかして？｣
『はじめまして！山上さんですよね？』
？？｢そうです。山上です。君は…｣
山上さんは優しく微笑みながら挨拶をしてくれた。
『伊泉Aです！あの！山上さんじゃなくて大喜くんって呼んでいいですか？』
ymgm｢え？｣
ko｢出たよ、いずみの下の名前で呼んでいいですか？｣
ymmt｢山上も餌食になったか〜｣
ymgm｢いやいや、お二人ともどういうことですか？｣
ko｢いや、なんかね下の名前で呼びたいらしいよ｣
ymmt｢すっごいキラキラした目で見てくるから断れないのよ｣
ymgm｢えぇっ…？｣
そう言って2人は笑うけど俺にとっては下の名前で呼べるか呼べないか結構大事なんだよ！
『ダメならいいんですけど…』
ymgm｢いや、ダメってわけじゃないんだけど！｣
『えっ！いいですか？』
ko｢ほら、キラキラしてる目で見られてる｣
ymmt｢そこまで来たら断れないよね〜｣
そうやって茶化す先輩2人。今は山上さんの名前呼べるか呼べないか大事な場面だから気にしてられない。
ymgm｢うん、まぁ…いいよ｣
『本当ですか？！やったー！』
俺は思わず抱きついてしまった。俺が抱きついてくると思わなかった大喜くんは少しよろけてしまった。
ymgm｢わっ！危なっ！｣
『へへへ、すみません。つい嬉しくて』
ko｢俺らの時の反応違くない？山本さん｣
ymmt｢確かに。僕たちの時は飛びついてこなかったもんね｣
『だって、大喜くんからお許し出ると思わなかったので…』
なんかお2人は許してくれそうだなーって勝手に思ってたし、ね？別に下の名前で呼ばれても違和感なさそうな2人じゃん。
ymgm｢まぁ、兎に角いずみくん。今度からは飛び込まないでね？｣
『ううっ、善処します…』
こうしてオフィスにいる何人かは俺のお願いによって下の名前で呼ばせてくれるようになった。なんか特別感あっていいよね？
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作者名：重曹 | 作成日時：2021年9月23日 23時
