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261話 ページ27

no-side

「…ドフィ、あの帽子のお嬢ちゃんとはどんな関係なんだ?」

「フッフッフッ!あいつをお嬢ちゃんと呼べるのはそれまでだ、ディアマンテ。


…あいつは大将白竜さ。」

「「「なに?!!!」」」

「それは本当か?!全く気づかなかった!」

「べへへへへ!それにしてはずいぶん仲良さそうだったねぇ〜?」

「…まぁな。




あいつは、唯一、あの地獄の中手を差し伸べてくれた人間だ。」


ーーーそして、将来俺の妻となる。


「「「!!!」」」




「…やつに相応しい座をつくらねぇとなァ?

さあ、取引にいくぞ。」









「…ドフィのあんな顔、見たことはあったか?」
「ん〜少なくとも、おれは見た事ないんね〜」
「…」


ーーーーーーーー

Aside


「……ロシーと、同じ目をして、微笑むから、いけないんだわ…」


じゃなきゃ、ロシー以外に頬を染めたことの理由にならないもの…






ぎゅっ!!!

「!!








…ロシー…?」






ーーーーーーー

ロシナンテside




泣いていた男の子は迷子だった。


男の子を肩車してしばらく歩くと、焦ったように大声をだす母親を見つけ、
男の子を引き渡すとものすごい勢いで礼を言われた。


「お母さんごめんなさい…」
「もう、心配したのよ!」

そう言いながらも笑う母親に、ふと、自分の母を思い出す。


優しく朗らかな、聖母のような母だった

俺も……兄上も、母を慕ってた。







…そういやあ、俺は随分甘えん坊だったなあ。


「…もう、離れんじゃないぞ」
「うん!ありがとうおにいさん!」




また礼をする母親と男の子に手をふって、俺はAの元へ足を戻した。


「…(にしても、昔のことを思い出すなんて珍しい…)」



……



















「…は…?」


…昨日の夢は前兆だったのか?




なんだか、今日は、








昔の記憶に引っかかるものばかりらしい。







「…あ、に…」

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設定タグ:コラソン、ロシナンテ , 大将 , シリアス   
作品ジャンル:恋愛
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ひはる(プロフ) - みかんちゃんさん» 感想ありがとうございます!!ワクワクしてくださってありがとうございます嬉しいです!今後もなるだけ早くそして楽しんでいただけるよう頑張りますのでよろしくお願いします!! (2019年8月26日 11時) (レス) id: 0be45b8a6a (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - guririさん» レス遅くなってすみません!感想すごくすごく嬉しいです!!気まぐれやで掛け持ちも多い亀ですけど、そんな風に言っていただけて嬉しいですし凄いやる気出ました笑ありがとうございます! (2019年8月26日 11時) (レス) id: 0be45b8a6a (このIDを非表示/違反報告)
みかんちゃん(プロフ) - 最初から一気読みしちゃいました!凄く面白くて、読んでいてワクワクしました!続編、お待ちしてます! (2019年8月19日 10時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)
guriri - 面白いです!続編が待ち遠しいです。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: 5d86136675 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - ユッケさん» ありがとうございます!この作品あまりコメント来ないので結構みなさんどう思ってるか不安だったんです。わたしの理想を夢主にになってもらってまして、それを褒めていただけると本当に励みになりますありがとうございます!続編前回よりは早く出せるよう頑張りますね! (2019年7月15日 0時) (レス) id: 0be45b8a6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひはる x他1人 | 作成日時:2019年6月24日 23時

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