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Aside
結局あの後寮に帰ってしまった。
寮はあの6人と一緒らしいけどガン無視を決め込む。
お腹も空かない。また地獄の日々が始まるんだ。
始業の合図とともに私は教室に入る。
『なんで.......誰もいないの?』
え?今日学校休み?
いや、他の級の人達いたよね?
先生「アイツらが始業に間に合うわけないだろ。」
ビクッ
背後からだるそうな声が聞こえる。
ローブを深く被りすぎて周りが見えてなかった。
先生「あいつらが来るのは昼前くらいだ。それまでくつろいどけ。」
欠伸をしながら立ち去っていく。
待って?結構ギリギリかなって思ったよ?
だってあっちの学校だと、これ遅刻だよ?
えぇ、この世界自由すぎない?
(そりゃこの駄作者が考えてるかr…)
私は椅子に腰かけた。
味気の無い教室。
きっと花とかあったら綺麗だよね。
誰もいないことを確認してローブを取った。
『ここにはアネモネ。ここにはアスター。』
支持するだけどポポポっと花が咲く。ちゃんと花瓶も着いてるよ☆
私は結構ね、おちゃらけてるキャラなの。意外でしょ。
教室が彩られていくのを見ると気分がいい。
自然と口角も上がる。
『空気が悪いな…換気しないとね。』
パチンっ
窓が一斉に開く。涼しい綺麗な風が吹き込む。
まるでオーケストラ。
私の支持するまでに綺麗な世界になる。
ひとりの世界ならこうやって自由に暮らせるのかな?
ガラッ
ななもり「おはよーございまー…あ。」
バッ!
慌てて後ろを向いてローブを被る。
油断してた。
るぅと「なーくん急に止まると莉犬が死んじゃいます。」
莉犬「何言ってんの?るぅとくん?」
私はローブから世界を覗いた。
莉犬「ねぇ。ねぇ。」
その間から覗き込もうとする小さな…犬?え?人?
莉犬「おはよ。」
『…おはよ。』
さとみ「ほら、ころん。謝って。」
不貞腐れたように教室に入ってきたのはころん。
勝手に呼び捨てしちゃってるけどいいよね?
ころん「昨日は無理やり剥がしてごめん。」
『語弊があるんですが。』
ころん「ごめん。」
まぁ…謝ってるしいいとするか。(何目線?)
『こちらこそ…失礼でした。でもこのローブは…』
ななもり「でも、昨日俺たち見ちゃったんだよね。」
『うっ。』
ジェル「ほら、もう諦めてその顔見せん?」
話聞いてくんない。
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ゆるれ - 早く続きが読みたいです!!更新頑張ってください!! (2022年1月22日 6時) (レス) @page30 id: ab218b42ff (このIDを非表示/違反報告)
ましゅん2 - Ri_さん» 一緒だわー。てか、語彙力ぼく、20個頼んだのに、荷物行方不明・・・( (2021年7月26日 13時) (レス) id: 7315e1e280 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_ - アホの化身さん» 語彙力1つ注文したのに未だに届かない・・・ (2021年4月5日 1時) (レス) id: d772f84a02 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - 語彙力の魔法欲しいなー (2021年4月3日 21時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 待って…莉犬くんが捕まえてくれた所のお話抜けてる… (2021年2月2日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2021年1月7日 22時