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『さと...み...くん...ゲホッゲホッ』


ネックレスが緩み空気が肺へ入る。

なんとも変な感覚だった。


さとみ「ころん。」

ころん「などうしてここが分かったの?」

慌てる素振りも見せず嘲笑うかのように聞くころんくん。

壁はさとみくんが破壊していて外は森のようだ。

私はまだころんくんが上にいる状況から逃れることは出来ていない。

さとみ「お前とAがいなくなったから嫌な予感がしたんだよ。」

さとみ「もう時期ここに皆来る。お前の秘密基地にな。」

秘密基地?

ころん「バレちゃったか...ふふっ...でもいいよ。」

さとみ「はぁ?まずAを離せ。」


ななもり「さとみくん!」


そこにさとみくんところんくん以外が集まった。

るぅと「な、何してるんですか?ころちゃん...」

ころん「どうして邪魔するの?僕はAといたいだけなんだよ。」

ギリッ

『ウッ...!!』


「「!!??」」


ネックレスに力が加わる。


『やめ...て...』

ころん「大丈夫、すぐ楽になるからね。」

ジェル「ころん!!!」


ころん「近づいたらAを刺しちゃうけど?」


ジェル「っ!!」


ギリッ


また力が強くなる。

『あ...こ...ろ...』

意識が遠のいていく。


抵抗していた手に力も入らない。


バシッ!!!


ころん「いっ...」


ころんくんが吹き飛ばされた。

『はぁ...はぁ...』


ころんくんが離れたと同時に皆が駆け寄る。

吹き飛ばしたのは莉犬くんだった。

風魔法で飛ばしてくれた。

るぅと「深呼吸してください。」

そっと私の首を触る。


るぅと「内出血ですね。命に別状はありません。」


ななもり「ころん。」

なーくんはとても優しい、けど凄く怒っている声をしていた。


ころん「なんで...なんで邪魔するの!?僕はAと一緒にいたいだけなのに!!」

ポロッ


生暖かい涙が頬を伝った。


ころん「え...」

『ごめんなさい...』

また私が、1人を狂わせてしまった。


大切な人を



傷つけてしまった。



ころん「Aが一緒にいてくれないなら...僕はもう死ぬよ。」

ナイフを手に持って大きく上へ持ち上げた。

『ダメっ!!』

勢いよく突き刺そうとする。

私は最大の身体能力を使って体を動かした。

グサッ!!


『っ!!』
手に突き刺さった。


ころん「やめて...なんで邪魔するの...」


『ごめんなさい...』

『ごめんなさい。』


結局私は


人を傷つけてしまうのだ。

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ゆるれ - 早く続きが読みたいです!!更新頑張ってください!! (2022年1月22日 6時) (レス) @page30 id: ab218b42ff (このIDを非表示/違反報告)
ましゅん2 - Ri_さん» 一緒だわー。てか、語彙力ぼく、20個頼んだのに、荷物行方不明・・・( (2021年7月26日 13時) (レス) id: 7315e1e280 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_ - アホの化身さん» 語彙力1つ注文したのに未だに届かない・・・ (2021年4月5日 1時) (レス) id: d772f84a02 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - 語彙力の魔法欲しいなー (2021年4月3日 21時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 待って…莉犬くんが捕まえてくれた所のお話抜けてる… (2021年2月2日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2021年1月7日 22時

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