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さとみside


ななもり「今日転級生来るらしいよ?」


なー君の一言で俺たちは心が躍った。


さとみ「まじ!?めずらし…っていうか初めてじゃん!」

このS級は中々人は入ってこない。変わらないまま卒業するのがおちだ。


ななもり「入ってきたばっかりの子らしくて、しかも女の子!」



さとみ「女!?」



期待が膨らむ。

胸おっきいかな?美人かな?


セクハラじゃん。

ころん「どうせ僕らのファンでしょ。」


ころんは嫌な顔をする。


正直俺たちモテル。女がうざい程あつまってくる。



先生「おい、席座らなくてもいいから静かにしろー。」


だるそうに教室に入ってくる担任。

俺ら基本授業受けないから先生と会うの久々。



先生「どうせ、ななもりが千里眼で見通して知ってると思うけど転級生だ。入ってこーい。」



ガラガラ…


そこに入ってきたのはローブを深くかぶった女だった。


なんだ、根暗じゃん。


ギリギリ入れたって感じ?

先生「えーっと、魔花A。ちなみにお前らより強い。丁重に扱え。」





そう言い残すと先生はすぐに教室から出て行った。


静かな空気で数秒立つ。



女は少し戸惑ったようなそぶりを見せて、こそこそと席に着いた。


まるで俺らにおびえるように。

ジェル「魔花…さんだっけ?」


お!ナイスジェル!


『…ハイ。』


小さくか細い声はかわいらしかった。



これワンちゃんかわいいとか?



ころん「あのさー、ローブとれば?初対面で失礼じゃない?」

ななもり「ちょ!ころちゃん!」



『…いや。』



拒絶さえたのに腹が立ったのかころんは指先を動かした。


ころん「その不細工な面、見せてよ。」



莉犬「ころちゃん!やめて!」


莉犬が止めに入るも間に合わず女のフードがめくれる。



最初に見えたのは焦る口元。


次に見えたのは…


きれいな瞳だった。





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ゆるれ - 早く続きが読みたいです!!更新頑張ってください!! (2022年1月22日 6時) (レス) @page30 id: ab218b42ff (このIDを非表示/違反報告)
ましゅん2 - Ri_さん» 一緒だわー。てか、語彙力ぼく、20個頼んだのに、荷物行方不明・・・( (2021年7月26日 13時) (レス) id: 7315e1e280 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_ - アホの化身さん» 語彙力1つ注文したのに未だに届かない・・・ (2021年4月5日 1時) (レス) id: d772f84a02 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - 語彙力の魔法欲しいなー (2021年4月3日 21時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 待って…莉犬くんが捕まえてくれた所のお話抜けてる… (2021年2月2日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2021年1月7日 22時

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