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Aside
目を覚ませば、愛しいくらい懐かしい場所で…
泣きたいほど待っていたような顔が私を囲んでいた。
ななもり「おはよう…A。」
目の下にクマが出来てる…ずっと起きててくれたんだね。
上半身を起こし息を吸う。
『おはようございます。』
ギュっ!
勢いよく抱き着いてきてのはころんくんだった。
ころん「もう離さない。」
その声は震えていた。
莉犬「よかった…起きてくれなかったらって思ったよお…」
泣きじゃくる莉犬君。
るぅと「もうどこにも行かないでください…」
るぅとくんも…
私の手を握る手に涙を落していいた。
さとみくんとジェルくんはただ静かに泣いて「よかった…」とつぶやくばかり。
心が温かい。
『取り戻せました…なくしていたもの、探していたもの。』
ななもり「本当?」
『はい。みなさんのおかげです。』
ポロ…
あのなーくんが涙をこぼした。
ななもり「よかった…」
なー君は振るえる声で喋りだした。
ななもり「よく夢を見たんだ。Aが届かないところまで行ってしまう。」
ななもり「もうAの背中を見たくない。」
なーくんはまるで子供のように必死に泣きながら話してくれた。
『どこにも行きませんよ。』
『わたしはここが…みんなが』
『大好きです。』
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Ri_(プロフ) - @雨粒(`・∀・´)@推しを笑顔に!!さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´;ω;`) (2020年9月24日 19時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
@雨粒(`・∀・´)@推しを笑顔に!!(プロフ) - めぇぇっっちゃ好きです!こういう系好きなので…好きな作者さんが作ってくれて嬉しいです!応援してます! (2020年9月24日 17時) (レス) id: bf4b9d8135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2020年9月13日 21時