ジョングク教官！！2（完）

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JK side


明らかに動揺した顔をすると、オッパ？と平然な顔で顔をのぞき込んでくるA



くっそ、なんだよ








俺が振り回してたはずなのに、いつの間に俺は振り回されてんだよ・・・！！




無性に腹が立って信号待ちのAの顔を両手で潰してみる









「ひっ！・・・お、オッパ？！ど、どどうしたんですか？」



JK「ふっ笑 顔真っ赤笑」








笑って見せると、真っ赤な顔のままつぶれてる口をパクパクさせて、放心状態のA



そう、それでいいんだよお前は。俺に夢中のままで。



信号が青に変わり、もう少し意地悪したい気持ちを抑えて指示を出す。









JK「はい、信号変わりましたよ。進んでください。」



そういうと明らかにしょげた顔をして、アクセルを踏むA




かわいいな。なんて、ちょっと思ったり。









踏み切りに近づいて、窓を開けるA。


風がふわっと車内に潜り込み、それとともに香ってくるテヒョニヒョンの匂い。








「あ、また不機嫌になってる。どうかしました？？」




Aにいわれて、顔に出てたことに気がついた。




JK「ねえ、本当にテヒョニヒョンに会ってないの？」


「？？ はい、会ってませんけど・・・。」









Aの性格からして嘘はついていないんだろうな、とは思うけど



そんな答えじゃ納得できない自分がいて、



よくわからない感情がぐるぐると回る。




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