ジョングク教官！！2（完）

61. ページ13

JN side


それから、Aちゃんは律義にも個室の片づけを終えた後、僕らのデスクの周りまで掃除をしてくれた。




こっそりジョングガの椅子にすわってニヤニヤしてたことは秘密にしておいてあげるからね((









仕事に集中しているとあっという間に約束の３時間は過ぎていて、



ジョングガ帰ってこないな・・・。Aちゃん帰っちゃうよ



と思いながら、室内を少し見回してみると、奥の椅子に丸まって寝ているAちゃん







手にはきっちりと雑巾が握られていた。









JN「ふふ笑 お疲れさま笑」




眠っている顔は、無邪気でとてもかわいらしかった。




JN「ジョングガも幸せもんだな〜」









ガチャっ









JK「ヒョンー！！終わりまs、ってなにしてるんですか？」



JN「しーっ！ 寝てるから！(小声」



JK「えっ！(ニコニコ」








そういうと、うさぎさんスマイル全開でこちらに近寄ってくる









JK「雑巾って笑 本当に掃除してたんですね笑」


JN「うん笑 朝も早かったから疲れちゃったんだね。」






そういうと、あ！とパタパタ机の方に走っていく


そして、カバンからおもむろに取り出したのは彼が愛用しているカメラ









JK「起きないといいな」



JN「やー！寝顔とるのか？笑」


JK「はい、別に変な意味じゃなくて、写真好きですから。」








綺麗なものって撮りたくなるんですよね。と呟くジョングガ




レンズを覗くジョングガの横顔は、まるで宝物を見るかのように すごく愛しそうな顔をしていた。









JN「幸せ者はAちゃんもか笑」




・

62.→←60.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す