水をかぶるとうさぎの耳と尻尾が出て、お湯をかぶると元に戻るんです!!２

第六十六話 ページ24

あ｢...｣

倉｢どうした？｣

あ｢夏休みになっちゃったなーって...｣

暑い夏休みが始まりました

倉｢ヒャハ!!今年こそ甲子園行くぜ!!｣

あ｢甲子園？｣

倉｢あぁ!!俺達はその舞台に立つために頑張ってるんだ!!｣

あ｢そうなんだ!!洋くんなら行けるよ!!｣

倉｢甲子園連れてってやるからな♪｣

あ｢うん!!｣

夏の甲子園予選大会が始まり

順調に進んでいき

決勝、稲実との試合が始まった

あ｢...勝てるよね!?｣

唯｢勝てるわよ!!絶対に!!｣

ここまで頑張ってきたんだ!!

絶対に勝てる!!

そう信じていたが...

９回沢村くんのデッドボールで

流れは稲実へ

ノリに交代したが...

あ｢ま、負けた...洋くんが負けた!?｣

稲実には勝てず、甲子園には行けなかった

帰りのバスはとても静かだった...

あ｢洋くん...｣

倉｢悪かったな...甲子園連れていけなくて｣

あ｢ううん...｣

なんて声をかけていいかわからず

ただただ抱きしてることしかできなかった

だが、私達は立ち止まってる暇などない

秋の大会に向けて新チームが結成され

練習の日々

あ｢来年こそは!!洋くんガンバレー!!｣

倉｢ヒャハ!!おう!!｣

そして私達もついに卒業

あ｢あっという間の３年間だったなー!!｣

倉｢そうだな!!｣

御｢お前らは同じ大学なんだよな？｣

川｢これからも仲良くね♪｣

あ｢うん!!｣

倉｢当たり前だろ!!｣

沢｢うわぁああん!!(泣｣

春｢な、泣きすぎだよ!?(泣｣

沢｢春っちだって泣いてるじゃん!!｣

春｢うぅ...だって...｣

降｢早紀先輩...｣

あ｢みんなありがとう♪卒業してもまた会いに来るからね♪｣

沢｢絶対ですよ!!｣

あ｢うん♪｣

こうして私達の高校３年間は終わった

第六十七話→←第六十五話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す