20 ページ20
.
ぼんやりとした景色、
ベットに沈み込み、ふわふわした身体。
そうか、私はあの後すぐに部屋で寝ちゃったんだっけ。
起きれる気がしなくて、二度寝をしようとすると同時に部屋の扉が開いた。
ジョンハン『Aー！起きて〜！』
私の朝は、お兄ちゃんのモーニングコールから始まる。
『おはよぉ。』
ジョンハン「おはよ、眠り姫様。」
『、、、おじさんみたいなこと言うね、』
ジョンハン「ははっ、俺もアラサーだからな。」
『昨日のこと根に持ってる？』
ジョンハン「全然。さ、ご飯にしよう。」
起きて支度を整えると、
二人で朝ごはんを作る。
今日のお弁当はお兄ちゃんが作ってくれた。
朝のニュースを見ながらご飯を食べて、2人で片付けをして、
制服に着替える。
ジョンハン『A、今日は夜勤だから。帰ってはこれないけど、なんかあったら電話してね？』
『うん、頑張ってね。』
ジョンハン『ふふ、Aが応援してくれるなら、何でもできそうな気がする。』
お兄ちゃんは大きな総合病院に勤めていて、夜勤や早朝勤務などでよく家を空けている。
基本的に、医療関係者は勤務時間がバラバラで、不規則な生活を送っているようだ。
そんな忙しい日々の中でも、ちゃんと私との時間を作ってくれて
休みの日には出掛けたり、一緒に勉強したりしてくれる、お兄ちゃんは私の自慢だ。
ジョンハン「寂しくなったら連絡しろよ。休憩時間だったらいくらでも相手するからさ。」
『お兄ちゃん、私はもう高校生だよ？』
ジョンハン「でも、Aは寂しがり屋じゃん。」
『、、、そうだけど、寂しい時は、、っ。』
はっと我に返って口を閉ざした。
ウォヌが居るから、なんてお兄ちゃんに言ったら、終わりだ。
ジョンハン「ん？」
『学校の友達がいるから、大丈夫。』
ジョンハン「、、それもそうだな。」
『うん。』
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←19
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 735人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ozu__(プロフ) - 素敵なコメントをありがとうございます。 (2022年3月2日 13時) (
レス) id: bfe25aa6c9 (このIDを非表示/違反報告)
びぃだま - 更新してくださって感動です！！！なんだか文学的と言うか、伏線が散りばめられていて面白いなと思ってたので…これからもお時間のあるときに是非更新してください！ (2022年3月2日 1時) (レス) id: 4179bc5d94 (このIDを非表示/違反報告)
理緒(プロフ) - 好きな作品です！更新楽しみにしていますね！ (2020年10月14日 0時) (レス) id: 6918a06ad7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ozu__ | 作成日時：2020年4月23日 13時
