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手記弐拾伍頁目 ページ27

?「……さん。…………さい。」





誰かが私を呼ぶ声がする。





ゆっくりと意識を覚醒させ、目を開くともう既に起きている狛治さんの姿がそこにあった。





狛「おはようございます。Aさん。よく眠ってましたね。」





そう言われて、時計を見るとなんと昼前の時刻を表していた。





『あっ……ごめんなさい。白ったら起こしてくれなかったのね……。』





つい、口に出た言葉に違和感を覚える。それは、狛治さんも同じようで首を傾げていた。





狛「白って誰ですか?」





少し顔を歪めた狛治さんは、そう私に問う。





慌てて飼い猫なの、と嘘をついてなんとかその場を凌ぐ。





狛「それはそうと、こんなに長い間眠っているなんて何か良い夢でも見ましたか?」





布団をしまうのを手伝ってくれながら、狛治さんはそう言う。





『あの日……狛治さんと心が通いあったあの日の夢を見ていたの。』





私がそう言うと狛治さんは、動きが止まってしまった。





『狛治さん?』





名前を呼んでも反応がないので、顔を覗き込もうとすると狛治さんは手に持っていた枕で顔を隠してしまった。





狛「……ちょっと、今は見ないで下さい。」





そうやって私から顔を逸らす狛治さんの耳は驚く程に真っ赤だった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 猗窩座 , 狛治   
作品ジャンル:恋愛
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主人公(プロフ) - まゆまゆさん» 本作品を見つけて頂きありがとうございます!私も映画見る前はそうでした笑是非ともこれからもご愛読頂けると嬉しいです(^^) (2021年3月26日 15時) (レス) id: b1a69e75f8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - やぁ〜、猗窩座とのお話しを探して三千里(はっ?)なかなか書いてらっしゃる方居なくて、見付けたら嬉しくて善逸みたいに汚ない高音でイィヤァァァア〜状態w自分無限列車何も知らずに観に行って猗窩座の第一声で石田彰さんて解って涎垂らしそうな程で、幸せ (2021年3月26日 14時) (レス) id: 442319c796 (このIDを非表示/違反報告)
主人公(プロフ) - 莉子さん» コメントありがとうございます。やっとこさ1を書き終えました。続編も近日公開致しますので是非ともこれからも応援お願い致します! (2021年3月18日 18時) (レス) id: 1c0023d245 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 初めまして!この作品大好きで、ずーっと更新をお待ちしてたので嬉しいです!!!はくじさんと早く会えますように( ; ; )最後どうなるのか気になります!! (2021年2月21日 7時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
- 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2021年1月9日 5時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:主人公 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年11月9日 21時

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