これが運命なら。 ２ JK

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｢グク、落ち着きなさいって｣

JK｢…離せよ、
俺の前からいなくなるつもりだったくせに｣

掴んだ腕を振りほどかれて店を出ていくからお辞儀をして追いかけようとする

父｢ほっときなさい｣

｢……無理です｣

父｢はぁ、、、本当に誰に似たんだろうか、あの頑固｣

｢すみません……そっくりですよ？(笑)｣


思わず、笑ってしまった…やば


父｢……、お前が私に笑うなんて十何年ぶりだな、変わらないな、その顔｣









…え







父｢……確かに、あんな風にジョングクからわがままも怒鳴り声も、聞いたのは初めてなのに

…原因が、恋愛とは、な。苦笑｣




私は親になったことはないけれど
…その顔でどれだけ大切にしてきたか
理解出来る年齢なのだ




父｢……追いかけて連れてきなさい、、
適当に注文しておくぞ｣


｢え…でも｣

父｢その辺にいるし、お腹すいてるからすぐ戻ってくるから、早く行きなさい｣

そうかな、確かにお腹すいて不機嫌なのもあると思うけど…ひとりでハンバーガーとか食べに行ってそうなのに


父｢私にそっくりなんだろ？｣

｢はい、わかりました｣


ねぇ、お父さん、私だってあなたが私に向かって微笑んだの十何年ぶりに見ましたよ？……っ、、





店をでてキョロキョロしてみれば、

お向かいのコンビニで牛乳飲んでるし(笑)

｢ね、戻ろう？｣

JK｢…………｣

｢ごめんね、グク｣

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