これが運命なら。 ２ JK

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YG｢諦めようって親子で決めた年に、お前が入社してきた。名前が同じだったのもあるけど…

お前から話聞いた時に、正直半信半疑に思ってた。


でもうちに来た日に、、、


…ここ｣



二の腕にある傷

｢あぁ、これ物心ついた頃からあるんです｣

YG｢火傷のあとだ。…俺がやかんをひっくり返してさせちまった…それをみた時、確信したんだ｣

実母｢違うのよ、幼いこの子から目を離した私の責任。…でもこれのおかげでまた巡り会えたのね｣




YG｢なぁ、俺らの家族にならないか？
ちゃんと正式にこっちにこい。

そしたら生まれた意味も、守りたいものも、
自分でどうにかできるだろ｣






｢……ユンギさん、だからこの前…｣


あんなこと言ったんだ。
笑ってくれてたけど…本心で…


お兄ちゃんだったなんて。

実母｢…なんかあったの？

許されるわけないし母親ヅラするつもりもない…けど、けど、こうやって会わせてもらえたんだから……何が出来ることあるならさせて？｣







｢お気持ちだけで充分です…

ユンギさんも、ありがとうございました。


あの、、



今日は失礼します。｣








なぜかちょっと時差で混乱して、
逃げるように店をあとにする




急いで帰っても、


グクは…
“しばらく離れて、お互い考えよう”

と、お風呂とトイレ以外は、部屋で過ごすらしい…





顔が見たい


甘えたい


触れたいよ…




壊れてしまいそう。。
ヌナね、実のお兄ちゃんがすぐそばにいたんだよ。
気にしたこともなかった私を産んだ人と
いきなり会えてしまったんだよ…

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