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*
阿部「 俺はずっとメンバーだもん知ってるよ、それより何でラウは知ってんの？ 」
ラウ「 んふふ〜俺はAちゃんの弟だから！ 」
阿部「 は？ 」
「 近親i相i姦ぷれいにハマっちゃったごめん。 」
阿部ちゃん、そんなゴミを見るような目で見てこないで
それでは、気を取り直して
「 はい、次！王様だーれだ！ 」
向井「 ……俺や。 」
声を上げたのは康二
散々悩んだ挙句、
向井「 1番が……俺の膝の上に乗る。 」
オドオドとした様子で命令を発した、
……私の割り箸を凝視しながら
「 康二、私の番号見たでしょ？ 」
向井「 見てへん！！！見てへん！！から！！！ 」
ラウ「 康二くん分かりやす。 」
阿部「 不正だな。 」
色んな角度から滅多刺し
小動物のように震える康二は、
向井「 だめなん……？ 」
と上目遣いをして私を見つめてくるけど
「 何この子可愛い、幼児なの？ 」
え、本当に彼26歳？
16歳じゃなくて？
めちゃくちゃ可愛いんだけど
言われた通り康二の膝の上に座ると、顔を真っ赤にさせるから余計に加虐心を煽られる
自分から呼んだくせに何でこんな照れてるの？
可愛い、本当に可愛い
「 康二〜重くない？平気？ 」
顔が見れないけど、後ろからぎゅーっと私を抱きしめる康二……の下半身が少しだけお尻に当たるのは気のせいかな
ラウ「 康二くんのぶりっ子ばーか！！ 」
「 ラウちゃん嫉妬？可愛い。 」
ラウ「 Aちゃんも嫌い！ 」
「 何で！？ 」
謎にキレ散らかしながら楽屋を出ていっしまったラウちゃん
反抗期なのかなって思ってニコニコしていたけど、時計を見るともうすぐ撮影が始まる時間
「 ラウちゃん追いかけてくるね！ 」
動く気が無さそうな2人を置いて、急いでラウちゃんを追いかける
この歳になって男子高校生と追いかけっこは色々キツイから、早くラウちゃん立ち止まって！
阿部「 Aたち行っちゃったね。 」
向井「 ……そうやな。 」
阿部「 康二、きちんと撮影出来る？ 」
向井「 ……コレ鎮めるから、あと10分待ってくれへん？ 」
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作者名：FON
| 作成日時：2020年8月8日 11時
