# ページ16
*
ある程度ぐちゃぐちゃに混ぜられると、さっと抜かれて、そして彼がベルトに手をかける
だけど
「 ねぇもしかして、もう挿iれようとしている？ 」
渡辺「 え？……………駄目なの？ 」
いつもならここで挿入
胸への愛i撫、ナカへの刺激、そして挿i入という在り来りな流れ
だけど今日は違うんだ
いつもと同じ流れを止められたことで、彼は酷く動揺したらしく、ベルトにかけた右手が少し震えている
あぁ可哀想
これからもっと残酷なことをするのに、きっと彼は分かっていない
顔のニヤケを抑えつつ、あくまでも淡々と言い放った
「 クンiニしてくれないなら、帰るね。 」
時計の秒針が聞こえるほど静寂に見舞われたこの部屋に、私の冷たい一言が響く
渡辺「 ……は？ 」
ぽつりと、蚊の鳴くような声で呟く翔太
今日の目的はこれ
彼にクンiニを覚えさせること
渡辺「 え、どういう…… 」
冗談を言っていると思い込んでいる彼に、これは冗談じゃないよと強調する為脱ぎ捨てた服に手を伸ばした
それを必死に止める彼
必死で、必死で、みっともない
だけど凄く可愛い
「 別に私には呼び出せる男が何人もいるから平気だもん。 」
渡辺「 いやちょっと待てよ、 」
彼にも都合の良い女は何人もいると思う
それでも私を引き止めるのは、相当私に惹かれているんだなぁって
あぁ優越感に満たされて、
また濡れてきた
「 帰らせたくないなら、ほら。 」
ベッドの端に座り直して、フローリングに座る彼の目の前で股を広げる
傍から見たら下品に見てる格好でも
行為中の2人にとっては美しいプレイの一環でしかなくて
「 ほーら、舐めて？ 」
彼にとって地獄みたいな行為を促す
悪魔の囁き
恐る恐る
翔太が私の秘部へと顔を埋めた
───
全てが終わったあと、彼の顔が私の胸元へと落ち着く
「 何？疲れちゃった？ 」
渡辺「 ……うん、 」
甘ったるい声がやけに幼い
私の胸の谷間で大人しく目を瞑る彼は、どこからどう見ても5歳児
「 初めてのクンiニだったもんね〜お疲れ様。 」
渡辺「 もうやりたくねぇ……。 」
「 クンiニして勃起した癖に？ 」
渡辺「 お前本当に嫌い。 」
*
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作者名：FON
| 作成日時：2020年8月8日 11時
