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危うく全ての血を持っていかれる所だった
怪物よりも怖いかも、この人
ラウール「 知ってるも何も、例のお嬢さんですよ!異世界から来た。 」
佐久間「 あー。朝の電報で聞いたような聞かなかったような…… 」
ラウール「 言いました!はぁ、A様、戻りましょう。 」
ラウールと呼ばれた少年が私の腕を掴む
高い声に似合わず、意外と背が高くてどっしりとしている
そして服装から見るに……きっとさっきの王室的な所にいたうちの1人だろう
「 嫌です、!というか此処どこですか!? 」
何の説明も無しに帰りましょうなんて言われても
信用は出来ないし、怖いに決まっている
…ただ、この森の方が危険な気はするけど
佐久間「 にゃはは、テンプレお嬢さんじゃーん。佐久間、面倒事には関わりたくないからさ!ばいばーい。 」
ラウール「 ちょっと今から集会があるから!!………って、また消えちゃった。 」
佐久間という男は背中から羽を生やして空高く舞い上がった
消えたと言うより、逃げたという表現が近いと思う
ラウール「 ほら、行きますよ! 」
ラウールくんに手を引かれて無理矢理お城へ戻される
そこには先程と変わらぬ顔ぶれがあり、
「 えっと、……… 」
ジェシー「 A様、異世界からやってきて大変驚かれるのは分かります。しかしもう少し落ち着きというものを………。 」
「 す、すみません……。 」
何故自分が謝っているのかも
何故この長身ハーフが怒っているのかも正直分からない
北斗「 まぁいいじゃないか。Aはこれからここの姫になるのだから。 」
この男
先程、私を向こうの世界から連れてきたと簡単に言ってのけた男だ
しかし彼が座っている椅子は所謂 "王様" が座るような高級なもので
きっと高い特権階級の持ち主なのだろうと容易に理解が出来る
樹「 北斗がどーーーしても、ここの国の女じゃ満足出来ないって言うからさ?わざわざ異世界から呼び出したんだよ〜? 」
「 呼び出した、? 」
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FON(プロフ) - 如月ヨシノ。さん» 優しいお言葉をありがとうございます;_;ただいま移行しましたので後半戦も宜しくお願いします! (2020年9月14日 12時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
如月ヨシノ。(プロフ) - 新作いそがなくても大丈夫ですよ!FONさんのペースで頑張ってください! (2020年8月30日 7時) (レス) id: 3bc10946d5 (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - aoiさん» コメントありがとうございます(^^)わぁ嬉しいです!!後半戦も楽しんで頂けるように頑張りますので移行後も宜しくお願いします! (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - 蕾華さん» コメントありがとうございます(^^)えーんそんなこと言っていただけて光栄です;_;これからもお互いに執筆活動頑張りましょうね!移行後も宜しくお願いします! (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - 如月ヨシノ。さん» コメントありがとうございます(^^)そんなこと言っていただけて嬉しい限りです!これからもお互いに執筆活動頑張りましょうね;_;! (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:FON | 作成日時:2020年4月21日 12時