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『 真夜中 』 ページ13

*






樹「 これから1人で外に出ちゃだめだからな。 」








残った樹様に軽く説教を食らう











「 はーい……、 」


樹「 まぁ佐久間がAの言うこと聞いてくれればこんな事にはならないんだけどね、笑 」









だけど、彼も若干の苦笑い


使い魔を常備していないと外に出られないのに、その使い魔があれだもんなぁ……

このお城内の移動ですら、大我様や樹様の使い魔は常に傍にくっついている
王族の使い魔って基本的にこういうものじゃないのだろうか?



なんて佐久間への不平不満を心の中で叫んでいると、ふと2つの視線に気付いた

樹様の隣にいる使い魔が、私の事を心配そうに眺めている














樹「 …あ、そういや紹介してなかったね。
俺の使い魔の翔太と涼太。今後も関わっていくことになると思うから、よろしくな。 」










ぽんと2体の背中を叩く樹様

彼らはおずおずと頭を下げて、そのうちの1体が私に近付く









宮舘「 もう……首の傷は大丈夫ですか ? 」


「 あ、えぇ……お陰様で、 」


樹「 A〜別に使い魔にまで敬語じゃなくていいんだよ、 笑 」











そう言って笑う樹様

友達のように和気あいあいとしているように見えたけど、しっかり身分制度はあるようだ


これはジェシーさんには教わっていない
きっとこの世界で慣れていくうちに、体で覚えろということなんだろう









渡辺「 佐久間にはきちんとA様の護衛をするように伝えておくので、 」


「 そんなお気遣いなく……、でもありがとう。 」











2体とも佐久間とは違って本当に優しそう


今思えば佐久間は私に対してもタメ口だし、態度もなっていない

相当荒れているんだなぁと、自分のくじ運の悪さを恨みたくなる
もっと従順そうなまともな使い魔を選んでおけば良かった












樹「 で、さっき出ていったー……って思ったら戻ってきた。 」


大我「 ん?どうしたの? 」











北斗様をお呼びに行った大我様が戻ってこられた


彼はお仕事が終わり次第すぐに向かうとの事












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FON(プロフ) - 如月ヨシノ。さん» 優しいお言葉をありがとうございます;_;ただいま移行しましたので後半戦も宜しくお願いします! (2020年9月14日 12時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
如月ヨシノ。(プロフ) - 新作いそがなくても大丈夫ですよ!FONさんのペースで頑張ってください! (2020年8月30日 7時) (レス) id: 3bc10946d5 (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - aoiさん» コメントありがとうございます(^^)わぁ嬉しいです!!後半戦も楽しんで頂けるように頑張りますので移行後も宜しくお願いします! (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - 蕾華さん» コメントありがとうございます(^^)えーんそんなこと言っていただけて光栄です;_;これからもお互いに執筆活動頑張りましょうね!移行後も宜しくお願いします! (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - 如月ヨシノ。さん» コメントありがとうございます(^^)そんなこと言っていただけて嬉しい限りです!これからもお互いに執筆活動頑張りましょうね;_;! (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:FON | 作成日時:2020年4月21日 12時

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