【名探偵コナン】夢色traveler6

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キッド｢まずは侵入方法だが、普通に鍵開けっ放しだったぜ？おかげで俺は難なく入ることが出来たが、気をつけろよ？｣





『気が付かなかった。以後気をつけます。』





キッド｢久しぶりに会いに行こうかなって思ったのにAさん、家にいねぇんだもん。”後日改めて”って思って日を置いたのにそれでもいねぇから痺れを切らせて怒られるの覚悟で名探偵のところに聞きに行ったんだよ。案の定Aさんとの関係とか根掘り葉掘り聞かれたわ。その上捕まりそうになったし……。｣





『ってことはコナンくんからここにいること聞いて来たってこと？』





キッド｢あたり〜♬なんで病院にいるのかって話も聞いた。Aさんって意外と無茶したりするんだな。まさかあの事件に巻き込まれてるとは思わなかったわ。｣





キッドは人受けの良さそうな顔して私に話してくれた。



それこそ”ニコニコ”という効果音がピッタリの笑顔で。





『ところで君、絶賛不法侵入って訳なんだけど大丈夫なのかい？』





キッド｢そもそも俺は怪盗キッドって名前で盗みに入ってるんだぞ？不法侵入なんて気にしてねぇよ。それにここは病院だし？バレなきゃ問題ねぇし、バレたところで捕まる気もしない。｣





『それもそうか……ゴメン、愚問だったね。私も私で”怪盗名乗ってる人間に何聞いてるんだ”って話だわ。』





キッド｢怪我大丈夫なのか？｣





『うん。特には……あのさ、もしかしてなんだけど心配して会いに来てくれたとか？』





キッド｢そりゃ最初はただ”久しぶりに顔見たい”って思っただけだど、名探偵のから事情を聞いてからは心配の方が勝ったよ。たとえ命に別状はないとしてもな。一応俺の目標は達成。元気な顔が見れて安心したよ。｣





キッドがホッとした顔をしたのを私は見逃さなかった。



それにしても今日の訪問者は凄いな。



平次くん、和葉ちゃんの大阪チームに怪盗キッド。



ゲスト豪華すぎじゃない？





キッド｢本当はもう寝ちゃってるんじゃないかって思ってたんだけど、普通に起きてたな。｣





『あー……なんか、珍しく寝付けなくて……。』





キッド｢寝れないのか？あ、俺が子守唄歌っt……。｣





『丁重にお断りさせていたただきます。』





キッド｢すっげえ食い気味に断ってきたな。｣





お断りさせて頂いたのに私をベットに横たわらせ何故か寝かしつけようとしてるキッド。



コイツ……人の話聞いてたか？

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