traveler276 ページ37
萩原「まだ早いかもしれないけど、退院日が決まったらちゃんとLINEしてね?迎えに行くから。」
『え”っ!?大丈夫だよ!!』
松田「退院するまでにその腕治るのか?」
陣平さんが指さしたのはギプスでガチガチに固定された私の左腕だった。
『いや、利き手じゃないほうだから問題は……』
松田「利き手だろうか、そうじゃなかろうが不便なのには変わりないだろ?それに、”頼れ”って言ったろ?」
『……陣平さんずるい。それ言われたら断れない。』
松田「だから、断るなって!!何度言えばわかるんだテメェは!!」
諸伏「まぁ、あれだ。俺達に心配かけた分甘やかされろって事だ!!」
降谷「その腕じゃ料理も出来ないだろ?俺が作ってやろうか?」
『零さんはお仕事あるでしょ!!』
降谷「じゃあ……ポアロで済ますといい。梓さんとオーナーに話を通して安室透のツケにしておこう。」
『……無意識に金持ちアピールしてることに気づいてるのかな?気づいてるわけがないよね!!零さん、そういうところだよ!!』
諸伏「A許してやってくれ。これでも落ち着いた方なんだ。」
何故か苦笑いで私の方をポンとする景光さん。
これで!?
これで落ち着いた方なんですか!?
今ですらコレなのに……私のこと知った直後ヤバかったのでは!?
あぁ……今すぐにでも風見さんの安否を確認したい!!
零さんが怖すぎる……。
『もはやこれ聞くの定番になってきたな……零さん何徹目?』
降谷「あ〜……3かな?」
『やっぱりな!!今すぐ寝て!!』
松田「諸伏は徹夜してねぇの?」
諸伏「ほら、俺は基本隠れて暮らしてなきゃいけない立場だからな。そりゃ警察庁に顔出しに行ったりするけど頻繁では無いから。この件が済んだらまたしばらく工藤邸に籠ることになるし。」
そっか、じゃあ景光さんは零さんみたいになることは無いんだね。
私、学習したよ!!
おかしな発言、行動する時の零さんは徹夜キメてる時だってね!!
結局零さんは本庁に戻ってから仮眠をとる形でこの場は終わった。
ただ、絶対寝ないだろうからそこん所は既に景光さんにお願いしてある。
抜かりはないぜ!!
いつもと変わらず6人でわちゃわちゃすること数時間、警察学校組5人は仲良く登庁する為、病室を後にした。
騒がしかった病室が静かになる瞬間はなんとも言えない。
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癒し系猫 - 作者様!真澄じゃなくて真純ですよ! (2021年3月21日 10時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - 273話の自分サイドの上から2行めの全身が前進になってます (2020年6月1日 18時) (レス) id: b64abaedd3 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 362話の次も362話になってますよ (2018年12月10日 17時) (レス) id: bf2ef6660f (このIDを非表示/違反報告)
奏 - んぁぁぁぁ!!更新待ってました!!いろんな人の心配(デレ)で顔ゆるみました。警察学校組と哀ちゃんとキッドが最高過ぎます・・・ (2018年12月9日 21時) (レス) id: bf2ef6660f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - やったぁ♪♪ 最新してる。夢主も目を覚ましたし。キットが何故か見舞いにきているし……アンケートはまさかの結末だった (2018年12月9日 21時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年11月11日 17時