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traveler252 ページ12

降谷「…………正直言うと松田達がAと連絡が取れないという情報を入手しなければ、コナンくんがAが攫われる所を目撃していなければおそらく今頃になってもAが攫われていたことに気が付かなかったかもしれないんだ。そう思うと今でも怖くて仕方がない。」





『……零さんでもそう思ったりすることあるんだね。』





降谷「…………君は一体俺のことなんだと思ってるんだ?」





『え?超キュートベビーフェイスゴリr……ごめんなさい!!』





降谷「お前はなんでそうシリアスをぶち壊してくるんだ!!」





『ついに”お前”よばわり!!もしかして私シリアスクラッシャー!?え?でも、そうなると私までゴリラ……。』





降谷「真面目に話してる俺の方がアホらしく感じる。…………とにかく、俺もみんなと同じだ。Aが無事でよかった。流石に心配して組織の元に駆けつけたところ、メイド服きて幹部達とコーヒーブレイクとってる時は若干殺意が湧いたがな。」





『あー…………”こっちの気も知らないで!!”ってやつだよね。不可抗力とはいえ、なんかごめん。』





降谷「過ぎたことだからもういいけどな。もう、大切な誰かを失うのはごめんだ。」





そうだ。



結果論として警察学校組は生きてたってことになったけど、1回トリップという形で姿を消した彼らはこの世界で一時的に死んだことになっていた。



仲間の死を一時的とはいえ味わってしまった零さんにはそれが悪夢として残ってる。



生きていたと分かってもなお心のどこかで黒い塊になって残っているんだろう。



零さんには悪いことをしてしまった。





『本当に助けてくれてありがとうございました。バーボンの皮をかぶってたとはいえ、あそこで零さんの姿を見た時、凄く安心したんです。零さんなら助けてくれるって信じてたから。』





降谷「君は狡いやつだな。そんなこと言われてしまったらもう怒れないじゃないか。」





『いやいやいや!!まだ怒るつもりだったの!?危うく引き続きお説教タイムになる所だったってこと!?』





降谷「あぁ。Aに危機管理能力についてみっちり教えこんでやろうと思ってたところだ。」





『(鬼かよ……。)今回は勘弁してくだせぇ……これでも今回の件で自覚したんですから……。』





降谷「仕方ない……そういうことにしておいてやろう。」

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癒し系猫 - 作者様!真澄じゃなくて真純ですよ! (2021年3月21日 10時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - 273話の自分サイドの上から2行めの全身が前進になってます (2020年6月1日 18時) (レス) id: b64abaedd3 (このIDを非表示/違反報告)
- 362話の次も362話になってますよ (2018年12月10日 17時) (レス) id: bf2ef6660f (このIDを非表示/違反報告)
- んぁぁぁぁ!!更新待ってました!!いろんな人の心配(デレ)で顔ゆるみました。警察学校組と哀ちゃんとキッドが最高過ぎます・・・ (2018年12月9日 21時) (レス) id: bf2ef6660f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - やったぁ♪♪ 最新してる。夢主も目を覚ましたし。キットが何故か見舞いにきているし……アンケートはまさかの結末だった (2018年12月9日 21時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年11月11日 17時

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