CALL MY NAME２（黄）

ちゃんと好きだった人 ページ17

『私最低なこと言った、亮に。
二度と関わらないでって』

「ほ、、そりゃ大層な、、」

『やっぱり二人とも失うのさ。』

「ヤスと別れたん？」

『これから、言う』

「····そか。」


『ありがとう裕、助けてくれて』

「別に助けたとかやないけどさぁ、、
どっくんはどうすんねん」

『あんなこと言っちゃったから、もう会えないでしょ』

「それでええのか」

『····わかんない』


「まぁまだ時間は必要かもしれんけどさ、
俺らの縁つーか、そーゆーんは、途切れんような気がするけどな」

茜とおんなじようなこと。
みんな思ってるのかなぁ、、、


『それって慰めてる？』

「慰め、、よかは予感やな。笑」

『予感。笑』

「俺はな？俺はやぞ？
どう転んでもすばるん隣には茜がおるし
どっくんの隣にはAがおる未来しか見えんのよ」


「俺らはまあ別れたけど、
Aがどっくんとセットになるためやったんやろなって」

『なにそれ。笑』

「あ、バカにしたやん！」

『はは！、、裕のことは、ちゃんと好きだったよ』

「そっ！？、、、んなん、わかっとるわ、、」

『あ、照れた』

「あほ！」


『裕と別れた後はめっちゃ泣いたもん
これでヤスと別れても泣かないよ多分』

『思ったんだ、ヤスのことで泣いてないって。
ぜーんぶ、見事に亮のことで泣いてるの。哀れでしょ』

「なんや今日素直で気持ち悪いわー！変なモン食ったやろ？！」

『食べてないわ！』
　

こうやって軽口の会話もヤスとちゃんとできてたのかなって疑問に思っちゃうほどなんだよ

これも出来れば気付きたくなかった

気付かないでヤスと一緒にいれたらよかった

でももう。

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