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丸「何の話してるん」
声の方に顔を向けるとそこにはぶーたれた隆平の顔
「わっ、ビックリした」
丸「掃除終わったから来たんに、って、え、A泣いた？目ぇ赤いねんけど」
「泣いてないよ」
そう言う私の頬に触れているのは隆平の手のひら
ちょっと悩んだ表情を浮かべたあと
隆平は優しく笑って私の髪を撫でた
すきだなぁ、この時間
大「もう、イチャイチャせんとって」
大倉くんもなんだかんだニヤついてるけど
丸「片思いの相手にこんな堂々と出来るん、俺の特権やで」
片思いの相手に
の言葉に反応して大倉くんは私を見た
丸「まぁいつかはAの心をもらえたら最高なんやけどな」
大倉くんの目が怖い
やめてよ
言う勇気なんて私には無いよ
今までちゃんとした恋愛したことないんだよ
こんな気持ち隆平が初めてなんだから
裕兄の時みたいに背徳感で燃えた心じゃないんだから
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作者名：温田 | 作成日時：2021年3月5日 21時
