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ガチャ



扉が開く音がしたと思えば



丸「…A？」


次は足音が聞こえる


丸「わぁ、妹の部屋初めて入ったかも」


なんて小さな声で言いながら





ベッドが軋む

右側に隆平の重みを感じる




「隆平…？」


丸「あ、よかった起きてた」


布団から顔を出すと

隆平は部屋の壁を見つめていた

目線の先には妹さんが好きなのであろうバンドのポスター


丸「さすがの僕でも起きてしもたわ。響くなぁ、この家」

大丈夫やった？と微笑んで私の頭を撫でる隆平


私のことをペットだとでも思っているのか



だとしてもいいや

落ち着くから

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作者名：温田 | 作成日時：2021年3月5日 21時

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