8人は365日家族(∞)PART8

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錦戸side





部屋にはやらしい音と声しか響かんくて、

でも興奮材料になって。



もうあかん…





錦「あっ、A、出そ、」



「ん…」



錦「A…っ。」




「や……んぅ、あ、っ！！」





欲望のままAに腰を打ち付けると、俺よりも早くAが達した。





錦「あっ、ん、ふぅ、あか、イっ！！」



「ん……」





Aからズルリと抜け出て、俺は絶頂を迎えた。



あぁもう何やねん、気持ちええほんま。





錦「A……好きやで…… 」



「………ぅん…」



錦「おい嘘やろ、寝るな。」



「む…り……りょ…ちゃ………」



錦「…俺のせいか(笑)」





Aの汗ばんだ髪を撫でて、おでこにキスをした。



Aの気持ちは分かってるつもりやけど、

好きなんはしゃーないやんな。





錦「ごめんな、ありがとう。」



「……ぅ…」



錦「寝た(笑)…よし、片付けるか。」





俺こんな優しないはずやねんけど(笑)



ご丁寧に処理まで完璧にして終わるなんて思わんかったわ…





錦「おやすみ…」





また、明日。





＊＊＊





目が覚めたらお互いベッドの端と端にいて、

Aに手が届かない。笑



Aの身体は向こう向いてて見えへんけど、

起きてるんか寝てるんか。





ﾓｿﾞｯ





「ぉ…はよ……ぅ…」



錦「おはよう…」





寝返りを打ってこっちを向いて目が合ったかと思えば、





ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ



ﾁｭｯ





転がって来てキスされました。笑



確信犯やこいつ…





錦「朝から煽るのやめろや。」



「腰痛い〜。」



錦「ほんまムードの欠片もないな！！」



「腰痛くさせたのは誰ですか〜？？」



錦「……ごめんなさい…」





朝ご飯作ってあげる〜って腰擦りながら部屋を出てったA。



今日くらいええやんな、





錦「Aを独り占め……♪」





朝ご飯出来るまでもうちょっと寝よ…





錦「……ん…」





暫くするとええ香りがして、ワクワクでリビングを覗いた。



俺を待ってたAと、和食の朝ご飯。



あぁ、幸せやな俺。





「ニヤニヤせんの、早よ服を着なさい。

わざわざ材料買いに行ってんからね！？」



錦「ほんま！？

ありがとう、いただきます。」





温かいご飯と味噌汁と卵焼き、ほんまに旨かってんけど。



残念ながらこれから全員で仕事やって…



何だかんだ幸せな誕生日♪

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