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錦戸side
救護室には誰もおらん
とりあえずAを寝かせて袋に氷詰めて
錦「痛いかも知らんけど我慢せえよ」
「うぅぅ………」
錦「熱持ってもうてるな…腫れも酷いし…」
「いたぁ…つめたぁ…」
錦「当たり前やろ、熱いのん冷やしてんねんから。」
サポーターで氷と足を圧迫して足の下に布団を入れた
ちょっとはマシになるやろけど…
錦「なぁ」
「ん………?」
錦「いつから我慢しててん」
「あ、え………。」
錦「隠してたん分かってんねんて!
誰にやられたん!? 何で黙ってたん!?」
「………」
掛けてやった毛布から涙目を覗かせて、
俺を見つめるA。
Aに対してイライラしてんのとちゃうねん
Aを守れへんかった俺にもやし、
Aを傷付けた奴にもやし。
錦「ハァッ…」
「ご、め。」
錦「Aが謝る必要ないねんで…?」
「りょ、ちゃ、おこって、る、から、」
錦「Aに対してやないから」
微笑んでAの涙を拭うと、
もっと目に涙を浮かべる。
不謹慎やけどかわいい
錦「もう、無理せんとって。
すぐ言うて、俺ら頼って欲しいねん。
軽い重い関係なく、怪我は怪我やから。
放置したら余計に酷くなるん分かってるやろ?
もうすぐライブやって楽しみにしてるのAやん!」
「ん…」
錦「練習で怪我して本番出られへんかったら
元も子もないねん、全部水の泡や。」
「っ…」
錦「全員で乗り越えての関ジャニ∞やから」
「ん」
錦「何で泣くん…(笑)」
「優しいな思て…」
錦「いつもは優しくないみたいな言い方するなや」
「ありがとう」
錦「……おりゃっ」
Aの髪をわちゃわちゃと掻き乱してやる
「あぅぁぅぁぅ」
錦「ははは(笑)」
で、ふと目が合って。
引かれる様に唇を触れ合って、おでこ付けて笑い合う。
錦「ふっ(笑)」
「ふふふっ(笑)」
錦「静かに寝とけ!」
「戻るん?」
錦「そりゃ皆そろそろ次の段階に進んでるやろし…」
かわええ
行かんといてみたいな目で見つめんなや
分かってるわ(笑)
錦「嘘や(笑) ここおって欲しいんやろ」
「…言うてないし」
錦「言わなくても分かるわ(笑)」
「…行けば良えし」
錦「おるで、ここ。」
何でツンデレなん(笑)
頭撫でたら気持ち良い顔するくせにさ
あざといねん、好きやけど。笑
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みさちゃん(プロフ) - かほべえさん» 久し振りだね〜 覚えてるよ!! 元気だった◎ ありがとうこれからも頑張ります(^^) (2017年1月4日 23時) (レス) id: b8399fb0fe (このIDを非表示/違反報告)
みさちゃん(プロフ) - eightさん» ありがとうございます!! コメント頂けると頑張れます(^^) (2017年1月4日 23時) (レス) id: b8399fb0fe (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - みさちゃん、久しぶり! 元気だった? 私のこと覚えてるかな…。 横ちょと良い感じだね♪ これからも、ゆっくり自分のペースで頑張って〜! (2016年12月28日 20時) (レス) id: 0d05787f0f (このIDを非表示/違反報告)
eight(プロフ) - 更新楽しみにしてます!ゆっくり、がんばってくださいね! (2016年11月27日 12時) (レス) id: c8bf310b8b (このIDを非表示/違反報告)
みさちゃん(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます!!応援して下さっているのを感じられて嬉しいのですが、日常生活と両立して書いているので書けない時期もあります。急かされると逆に書けなくなってしまうタイプの人間であるため、どうか亀更新にお付き合い下さい。申し訳ないです(><) (2016年10月5日 14時) (レス) id: b8399fb0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさちゃん | 作成日時:2016年4月4日 1時