検索窓
今日:2 hit、昨日:21 hit、合計:22,564 hit

五十五 ページ5

それにしても、随分と汚れている。
今まで見てきた黒本丸とはだいぶ差がある。

「こんのすけ。この本丸に汚れていない、
あるいは他の部屋よりまともな部屋はどこかわかるか?」


こん「それは、今向かっている離れでございます!

わたくしめがいた時は全く使れていませんでしたからね!。
せいぜい埃を被っているぐらいでしょうか?」

なるほどな。前任は本丸を閉ざし母屋で堂々と行っていたわけだ。
ここまでなるのに発見ができなかったということは、

こんのすけを縛り上げてからやったか、それか助けようとしたこんのすけを縛ったか。

どちらにせよ屑だな。

こん「着きました!霊力を流し綺麗にしましょう!
やりすぎはダメですからね!」

「わかっているさ。

っと。またあなたか、鶴丸国永殿。どうs「出ていけ。」…はぁ…。」


鶴丸「ここは人間がいていい場所じゃない。今すぐ出ていけ。」


そりゃそうだ。あまりにも淀んだ空気が漂っている。常人には耐えられない。

それに、和解を済ませるまで帰るつもりは毛頭ない。
早くここを綺麗にして母屋の方の厨を綺麗にして食材を運ばなければな。


鶴丸「聞いているのか?まぁいい、拒否するなら殺すまで。」


ああ、いつの間に刃が首筋に。驚いたなぁ。
動きが洗練されている。練度が高いんだ当たり前か……


だがここで殺られる訳には行かない。また刃を手で掴む。
これからも手で掴むんだろうなぁと思いつつ、
首から刃を遠ざけ……

殴り、気絶させる。酷なことをしてしまった自覚はある。
丁度傷のある位置を狙ったからな。相当痛かったろう。

手入れは……やっておくか。


資材が尽きかけでは無いか。
おれが行ける範囲で出陣してこよう。

ちなみに、部屋のほうは入ると同時に霊力を流し綺麗にした。
本当に便利なものだ。霊力というものは、

さて、置き手紙でもしよう。


_____出陣してくる。帰っていいぞ。_____


……これではいけない気もするが……まぁまだいいだろう。

五十六→←五十四



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
427人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 男主 , 創作男士
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 安仙任さん» ありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2021年2月12日 20時) (レス) id: e634417883 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - とても面白いです!続きを楽しみにしてます!これからも頑張ってください(^^) (2021年2月12日 19時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アパー | 作成日時:2021年1月28日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。