六十一 ページ11
2日?2日も眠っていたのか?
そんなに霊力を消費していたというのか?
「そうだな……よくよく考えてみれば神降ろしの代償がこんなに軽いわけないからな。
神の慈悲だろうか……。」
そう言うと2振に聞こえていたようで、悲しそうな表情をしたと思えば
怒ったような表情になったりもする。
これぞ百面相だな。面白い。
鶴丸「君ってやつはっ!!なんで神降ろしのことを言わなかったんだ!
言ってくれたら手伝ったのに!」
「そう言うな、そもそもおれも自信がなかったんだ。
上げて下げることはあまりしたくない。
おれも、そういうのは好んではないからな。」
今度は燭台切光忠殿が何か言いたげに口を開く。
トタトタ
小さい子供が走り回っているような音が聞こえた。
障子が強く開け払わた。そこには今剣殿が立っている。
今剣「おきたんですか!しんぱ……きず!!なおしてくれてありがとうございます!
でもまだあるじとはみとめてませんからね!ふんっ」
嵐のような子だな。だがなぜ起きたのがわかったのだろうか?
それに少し頬を赤らめていたような……風邪か?
そう思いながら2振の方向の顔を向けると、
笑いが抑えられないと言うような表情をしていた。
「どうしたんだ、そんなに笑いをこらえて。」
燭台切「ふふ、ううん、なんでもないよ ?とりあえず起きてよかった。
ご飯食べる?(言えない、本当は一刻置きに様子を見に来てただなんて!)」
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翔(プロフ) - 安仙任さん» ありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2021年2月12日 20時) (レス) id: e634417883 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - とても面白いです!続きを楽しみにしてます!これからも頑張ってください(^^) (2021年2月12日 19時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アパー | 作成日時:2021年1月28日 18時