18話 ページ21
「適当にその辺座っててよ、何か飲み物取ってくる。」
Aちゃんを俺の家に誘うと、彼女は無言で頷いた。
そして今、俺の家にAちゃんが居る訳だが…
いやいやいやいや!?
俺なに女の子自分の家とか誘ってんの!?
いくら友だちとはいえ、女の子はまずいでしょ!?
だから前からその場の雰囲気に呑まれて話すなって言ってんじゃん!?…言ってねぇよ!?
…落ち着け、俺。
大丈夫、Aちゃんを慰めるために誘っただけだ。
平常心、平常心…
自己暗示をかけるように何度も何度も心の中で唱えながら冷蔵庫からお茶を取り出し、2つ分のコップに注ぐ。
Aちゃんの元へ飲み物を持っていくと、彼女はあのツイートを見返していた。
「…」
「…」
以前にもAちゃんといる時にこんな沈黙が流れることがあったが、あの時とは空気の重さが比べ物にならない。
どんな風に声を掛けたらいいか俺が迷っていると、Aちゃんのほうから切り出した。
「…少しさ、昔話をしてもいい?」
遠い目をし、どこか自分自身に語りかけるように彼女は話し出す。
俺はそれを黙って聞くことしかできなかった。
______________
《以下、作者の自分語りなので飛ばして頂いても結構です。》
毎度毎度、誰だお前って感じで割り込んできてすみません。作者です。
Aちゃんの過去話に移る前にお話を切りたかったのですが私の力不足のせいで微妙な文字数が余ってしまったのでいけしゃあしゃあと出てきました(?)
ぶっちゃけた話、夢主ちゃんの失恋までの流れは私の実話だったりするんです。
だからこそ、その気持ちをより鮮明に描けたらいいなって思っています笑
私自身、占ツクに戻ってきたのが3年ぶりくらいなので、以前よりましなお話が書けていればいいなという淡い期待を抱きながら更新している日々です。
長々と自分語りをして、すみません笑
これからも楽しみにして頂ける方が1人でも多くなってもらえるよう、精進していきますので、よろしくお願いしますm(*_ _)m
89人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もきたん - 星の数が足りない〜ポチポチポチポチ (2020年9月13日 10時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
ゆきだるま(プロフ) - LINEのところの吹き出しってどうやりますか?私も登校しているのですが、やり方が分からなくて…教えてください!この作品大好きです! (2019年10月25日 20時) (レス) id: bda2441edd (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - 一気読みてしまいました…笑素晴らしいお話でした!!!天月くん視点の話も見てみたいです! (2019年9月25日 20時) (レス) id: 4a658d8cff (このIDを非表示/違反報告)
ここぐみ - 付き合ってからの二人が気になる! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 08670c7dca (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 付き合ってからの2人、気になります!お時間があれば、ぜひ作ってください(´∀`)次回作も楽しみにしてます(*^^*) (2019年9月3日 21時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:來(らい) | 作成日時:2019年8月13日 2時