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『五条、コンビニ寄って帰ろ。』
五条「また硝子達?」
『今回は七海と灰原もね、アイスと飲み物買って来いだって。』
困っちゃうな〜なんて汗を拭う先輩は夕日をバックに笑っていた。
綺麗、だけどすぐ消えてしまいそう。
不安がどんどん積もって行く。
どうして京都校に行くのか、俺達がいなくても大丈夫か、精神面は……なんて俺らしくも無い心配が心の奥底から湧き出て止まらない。
『五条〜、おーい五条〜?』
五条「…先輩さ、」
『おう。』
五条「悟って、名前で呼んでよ。」
『急に何でw』
五条「良いから。」
『……悟。』
嗚呼、やっぱり…先輩はここに居る。
五条「ねぇ先輩。」
『ん〜?』
五条「先輩はさ、消えんなよ。」
喉に突っかかって、やっと震えて出た言葉。
何でかは分からない、けど先輩に抱きつこうとした手が、足が、体が、不思議と恐れるように震えた。
『…急に何だよw俺そんな弱くないし。』
五条「……何となく、消えそうな気がした。」
『まぁあと2週間で東京校からは居なくなるけどよ。』
五条「やだ、ここに居て。」
『俺も居たいのは居たいんだけど、上からなんだよ。』
五条「アイツら全員殺したらここに居てくれる?」
『いい案と言いたいけど、あんまり五j…悟の手を汚させたくないからな。』
俺の頭を撫でて先輩はニカッと
どこか悲しそうに笑った。
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夜々式(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!ご期待に応えられるよう、更新頑張ります! (2021年2月9日 22時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
あ - これからも頑張って下さい!! (2021年2月9日 22時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます!修正致しました!<(_ _)> (2021年2月9日 18時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
あ - ページでいえば28のところ、ナナミの台詞の名前の表記灰原になってますよー (2021年2月9日 18時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - ta0628tm0105さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!<(_ _)> (2021年2月4日 19時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜々式 | 作成日時:2021年1月23日 2時