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ぐったり、その言葉がピッタリな程先輩は血だらけで怪我をし七海に寄りかかっていた。
けれど言葉だけは元気だった。

『まじほんと、あのくそ呪霊さぁ〜楽しみにしてたお土産の肉まん台無しにしやがって!次会ったら覚えとけって。』
七海「次も何も、貴方が祓ったでしょう。」
『あ、そうだわ。』

でもでも、と悪態をつきながら話す先輩はまるで足が無いことなんて分からない。
ただお土産を買い忘れただけと言っても納得出来る態度だった。

五条「先輩、あんた…。」
『あ〜足?別に両足じゃないならいいべ!やらかしただけだし!』
五条「なんでそんな平気で居られんだよ、足無くなってんだぞ!?」

『…別に俺だって平気な訳じゃねーよ?でも片足、自分の足で地を踏めない訳じゃないし義足があれば良いさ。』

ふんふんと七海の背中で鼻歌を歌い始める先輩に俺は驚愕した。
呪術師だから何が起こるか分からないとは言え、普通なら精神面がやられてるはず。

何なら普通でショック死も有り得る状況だと言うのに、何故そこまで“普通”で居られる?

『それとも帰って来るのは七海達だけで良かった?』
七海「不謹慎な事言わないでください、今生きているのもあなたのお陰なんですから。」
灰原「そうですよ先輩!」
『照れるなぁ〜。』


そのまま当然のように医務室に入って行く3人を見つめ、俺は呆然としていた。

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夜々式(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!ご期待に応えられるよう、更新頑張ります! (2021年2月9日 22時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
- これからも頑張って下さい!! (2021年2月9日 22時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます!修正致しました!<(_ _)> (2021年2月9日 18時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
- ページでいえば28のところ、ナナミの台詞の名前の表記灰原になってますよー (2021年2月9日 18時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - ta0628tm0105さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!<(_ _)> (2021年2月4日 19時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜々式 | 作成日時:2021年1月23日 2時

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