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渡辺｢それで、ずっとオフィスでも家でも何かに必死になっていて、その所為でずっと体調が悪くて……｣
こうちゃんも体調悪かったの？
渡辺｢目眩がするし、風邪をひいている時みたいに身体が怠い？重い？感じがして……｣
え、ちょっと待って
山本｢僕も……｣
僕とまるで一緒じゃん。
山本｢隠していたけど、僕もここ最近ずっと体調悪かったんだよね｣
渡辺｢山本さんもですか？｣
こうちゃんが何となく元気がないなとは思っていたけれど、そこまでとは思ってなかった。
渡辺｢何で、なんですかね……？どれだけ頑張っても、期待に応えきれていない気がして。朝起きるのも億劫になるほど体が怠くて｣
山本｢僕も分かんない……。でも、自分を頼ってくれるなんて信頼してくれているからだし、今以上に頑張るしかないんだろうな……｣
2人で｢頑張ろう｣と決めて、仮眠室を出た。
〜1週間後〜
こうちゃんと話してから1週間が経ったけど、体調はどんどん悪くなっていく。
こうちゃんの話を聞いて、自分が体調を崩すきっかけとなったことが分かってから意識しちゃうようになって
体調不良の進み方が速くなったような感じがする。
目眩で目の前がグルグルと回る。
顔を画面の方に向けているから怪しまれていないと思うけれど、今、視界が揺れていて辛い。
川上｢山本、こうちゃん｣
川上さんに呼ばれた……行かないと……。
ガチャッガタッドンッ
すごい物音がして視線を向けると、こうちゃんが倒れていた。
山本｢こうちゃ……｣
こうちゃんの方に駆け寄ろうとしたけど、足から力が急に抜けて
僕は意識を手放した。
山本｢ん、っ……｣
ゆっくりと目を開けると見慣れた天井が目の前に広がっていた。
川上｢山本、起きた？｣
山本｢はい……あ、こうちゃんは！？｣
勢いに任せて身体を起こそうとした僕の肩を、川上さんが押した。
川上｢ちょっと前に起きて今はトイレに行ってるから大丈夫やって｣
山本｢良かった……｣
こうちゃん、起きたんだね。
川上｢良かったじゃないって。こうちゃんのことより先ず自分のこと心配したら？山本、自分も倒れたこと忘れてるやろ？｣
山本｢あ……そうだった｣
こうちゃんのことが心配すぎて……。
川上｢ほんまにもう……めっちゃ心配したんやで？｣
ガチャッ
ドアが開いてそちらを見ると、こうちゃんがいた。
こうちゃんの顔色は、少しだけマシになっていた。
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凛花(プロフ) - ゆあるさん» いえいえ、早めに教えて下さったので修正出来ました！こちらこそいつも読んで下さりありがとうございます(*^^*) (2021年4月4日 11時) (
レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
ゆある(プロフ) - 素早い修正ありがとうございます。これからもこの作品を楽しみにしています。 (2021年4月4日 10時) (レス) id: b5adb7b493 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - ゆあるさん» すみません、今修正させて頂きましたので、12の方へ飛べると思います！教えて下さりありがとうございました！ (2021年4月4日 10時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
ゆある(プロフ) - すみません。リンクが体調が不良気味のようです【ＱＫ】12に繋がらないのですが、どうすれば良いですか？ (2021年4月4日 10時) (レス) id: b5adb7b493 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - ルルさん» なるべくこれからも週1ペースは守ろうと思っていますので、たまにめちゃくちゃあいた時は、ゆっくりとお待ち頂けると嬉しいです。暖かいお言葉を下さり、ありがとうございます(*^^*) (2021年4月2日 5時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛花 | 作成日時：2021年1月10日 21時
