体調が不良気味のようです【QK】-9-

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そのまま須貝さんに抱えられた俺は、2人によってロープを外されて


ソファに横にさせられた。


薄く目を開くと、3人の顔が目に入る。


伊沢｢何で……｣


須貝｢どうして何も言ってくれないのさ！｣


福良｢あんなこと言われたら、余計に心配するでしょ！｣


川上｢福良さんに伊沢さんが死ぬかもって言われて、3人で走ってきたんですよ｣


俺の言葉を遮って、早口で喋る2人と


冷静に俺の知りたいことを喋ってくれた川上。


なるほど、そういうことだったのか。


福良｢何がQuizKnockをよろしくだよ、それはこっちの台詞なの！伊沢はCEOでしょ！｣


俺、余計なこと言っちゃったのか。


須貝｢死のうとする前に、話してくれたら良かったのに｣


川上｢俺たち、聞きますよ。勿論、どんな事でも｣


俺の考えは間違っていたのかな……。


自分のことなんだから誰かに頼るのは可笑しいって思っていたけど、そうじゃなかったのかも。


福良｢今からでもいいからさ｣


俺は、全てを話した。



福良｢馬鹿じゃないの！？｣


伊沢｢馬鹿って……｣


川上｢福良さん、そんな言い方しなくても……｣


言われるようなことではあるけども。


福良｢自分のことだから頼らないって何？そんなの関係ないでしょ？悩んでるんだったら話せばいいじゃん。辛いんなら助けを求めればいいじゃん。俺たち、そんなので怒ったり迷惑に思ったりしないよ？｣


須貝｢あ、めっちゃ優しかった｣


そっち！？


内容がしょうもないとかそういうことだと思ったのに。


川上｢福良さんの言う通りです。それに、何も出来ないかも知れませんけど、話は聞けます｣


須貝｢話すだけで楽になることもあるしな｣


確かに……ある。


川上｢だから、もう死のうなんて思わないで下さい。俺たちが困ります｣


福良｢伊沢は、みんなにとってすごく大切な存在なんだよ｣


伊沢｢ありがとうございます｣


こうやってストレートに言われる事ってなかなかないから、正直びっくりした。


今は無理だけど、いつか死ななくて良かったって思える日がくるような


そんな気がした。



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(名前声優大好きさん、リクエストありがとうございました！

こんな感じで大丈夫ですかね……？

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