♡今日は特別な日/小彩 ページ1
side 和彦
今日は、僕にとって特別な日。
だって今日は...。
「小塚くん!お誕生日おめでとう!!」
10月22日。僕の誕生日だから。
「ありがとう、アーヤ!どうぞ上がって。」
どうしてアーヤが僕の家にいるのかと言うと、実は僕とアーヤは、数ヶ月前からお付き合いを始めたんだ。
ずっと好きだったアーヤとお付き合いができて、凄く嬉しい!
あーあ、僕にももっとアーヤみたいな語彙力があったら、どれだけ嬉しいのかを言葉にできたのに...。
もっと国語を勉強しなきゃダメだなぁ。
***
付き合っているからと言って、さすがにママと叔母様達に会うと後が大変だから、アーヤには別館に来てもらっている。
「アーヤ、ちょっと待ってて。今お茶とお菓子を用意するから。」
「何だかごめんね、気を遣わせちゃって...。」
「ううん、そんな事ないよ。誕生日の日にアーヤに会えただけで嬉しいから。」
「!!...ありがとう///」
言った後に、自分が恥ずかしい発言をした事に気づき、僕は慌ててお茶とお菓子を取りに行った。
***
「アーヤ、持ってきたよ。」
お茶とお菓子を持って部屋へ戻ると、アーヤが驚いたように顔を上げた。
「アーヤ?」
「あ、こ、小塚くん、ありがとう!それから...」
そう言うと、アーヤは両手を僕の方へ伸ばし...。
「お誕生日おめでとう!!」
そう言ってプレゼントを差し出してくれた。
「っ!ありがとう!開けてもいい?」
「うん!」
プレゼントを開けてみると、中には緑と黄と黒でチェックにされたマフラーが入っていた。
「わぁ、ありがとう!そろそろマフラーを買おうと思ってたんだ!」
「よかった!喜んでもらえたみたいで!.......あのね、後もう一つプレゼントがあって。」
「え!?まだあるの?」
もう十分なのに、と僕が思っていると、アーヤが心なしか僕に近づいてくる。
どうしたのかな?と思った瞬間。
「んっ!」
「っ!」
アーヤは僕に、もう一つのプレゼントをくれた。
***
今日は“僕ら”にとって特別な日。
だって今日は、初めて僕とアーヤがキスをした日だから。 END「今日は特別な日」
ー作者からー
今日は10月22日。小塚くんの誕生日です!
という事で書かせて頂きました!
う〜、私もアーヤみたいな語彙力が欲しい!
小塚くん、一緒に国語、頑張ろうね!
そんな、語彙力の乏しい私ですが、これからも頑張っていきたいと思います!
よろしくお願いします!!
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作者名:リカ | 作成日時:2022年10月22日 10時