1年間、貸切されました 。【東京卍リベンジャーズ】【灰谷竜胆】

18日目● ページ20

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『え、今、』


玲｢…梓川が付き合ってる奴居ないって言ってくれたらまだ告白するつもりじゃなかった。｣


『…なんか、ごめん…』


玲｢いや、俺もタイミング間違ったと思ったし。気にしなくていい｣


『…でも気持ち嬉しかった、ありがとう』


玲｢おう。…1個聞いていい？｣


『どうぞ？』


玲｢大好きなヤツって…灰谷？｣


『え、待ってなんでそのこと』


玲｢前梓川が玄関に向かってるの見た。その先に灰谷…兄弟がいたから｣


『え…でも待って、名前まで』


玲｢男子は全員知ってる。タイマンの話結構好きだから。タイマンはしねぇけど…｣


『じゃあ、六本木のカリスマ兄弟って、知ってたんだ』


玲｢おう。…出来れば、梓川と灰谷会わせたくなかったんだよな。…いつか梓川が危ない目に会いそうで｣


『水沢くん…』





そこまで心配してくれてたのは嬉しい。けど。





『竜胆くんはそんな人じゃないよ。ちゃんと私のこと守ってくれてる。…だから心配しないでいいよ』


玲｢…はー、名前呼びかよ｣


『え、あ、すみません…』


玲｢いや、謝らせたいわけじゃねぇから、気にすんな笑
…泣かされたら梓川のこと奪いに行くな｣


『泣かされないから！笑
大丈夫』


玲｢おう。…じゃあ、また明日な｣


『うん、ありがとう告白。嬉しかった』


玲｢ん。…普通どうりにしろよ、俺が困る｣


『う、うん！ありがとう！』





最後に手をゆっくりあげてバイバイの意思表示。
最後まで優しい人だな。

帰ろ…。



･
･


竜｢はぁ？告白されたぁ？｣


『待って怒んないで…』


竜｢俺のなのに｣


『うぐっ…可愛い』


竜｢かっこいいだから俺は｣





電話で今日あったことを話した。
相変わらず竜胆くんは喧嘩。
だれだれの骨を折ったとか聞いてて吐き気がするようなことばっか。
怖いなぁもう。笑





『人の骨折って楽しいの？』


竜｢良い音するじゃん、なんかこうボキッて｣


『違うよ、骨折ってパキッて音するんだよ。ボキッは捻挫』


竜｢A詳しいな、骨折と捻挫の違いなんてわかんねぇ｣


『…骨折ってる人ってやっぱり怖いよ…私の骨も折る？』


竜｢好きなやつの骨なんか折りたくねぇよ…｣


『ふふ、好きだな〜』


竜｢不意打ちやめろ、はず…。｣





照れてる竜胆くんを他所に、カレンダーを見て話題を変えた。





『あと3日…か』


竜｢何が？｣


『約束の、海開き…だよ。』

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