貴方は何者……？［2］〈Ren.N〉 (ページ38)

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廉「え…？」

『週刊誌のゲラの内容が…しかも私の友人の知り合いの内容が入ってこないなんて今まで無かったもん』

「なんで、止める必要が…」

『…ごめん、ちょっと行ってくる』

「ちょ、A！」

私は廉との電話を切って、美晴の家に行った

_美晴宅_

『美晴に会わせて下さい』

美父「…今はダメだ」

『何故ですか。あの記事は間違いなく嘘です。』

美母「…今の美晴は壊れてる

物を投げたり、叫んだり…執事でさえ拒絶しているわ。こんなこと今まで無かった…それほどショックだったのよ。今Aちゃんまで入ったら…タダじゃ済まないかもしれないわ」

『でも、今この状況を対処できるのは…！！』

明「A！！！」

『明日香…！』

明「どういうこと？！どうしてAの所に情報が入ってこないなんておかしいじゃない！」

『…美晴が止めたの』

明「…っえ？」

『多分、浮気した復讐みたいな感じで…

分からないことも無い。私もそんな時があったから…でも、そういう時は、支えてあげる人がいないとずっと立ち直れないの』

明「…海人くんとは」

『…しばらく会わせない方がいい』

「…分かった」

『おじ様、おば様、本日は失礼致します。

…また伺います。美晴が落ち着いたら、連絡お願い致します』

美母「勿論よ」

美父「ああ」

二人「失礼致します」

明「…どうするの？」

『…ジャニーさんのとこ行ってくる』

「私も行く」

『…分かった』

_ジャニーズ事務所_

私は社長室へ向かった。

？「これは嘘です！」

ジ「でも、向こうの事務所は認めているよ？」

？「そんなの一方的です！」

社長室からたくさんの声が聞こえる

廉side

俺達は海人の件で呼び出された

海「これは嘘です！」

ジ「でも、向こうの事務所は認めているよ？」

紫「そんなの一方的です！」

俺たちが奮闘していると

『失礼します』

Aと多彩さんが来た

花野澤さんは…？

ジ「何か分かったのかい？」

『まーこれは嘘でしょ。海人美晴にベッタリだもん』

多「松浦遥っていい噂聞かないじゃん」

『…これは嘘でしょ？海人』

海人は涙目で頷いた

『…また厄介事に巻き込まれちゃったみたいだね』

多「何でこーなるかなー…」

『…海人、この遥って人とドラマ共演決まってるよね』

多「ご飯誘われちゃったかー…」

海「…本当は嫌だったんだけど、強引に行かされて…」

マジか…