貴方は何者……？［2］〈Ren.N〉 (ページ31)

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永瀬side

俺たちは、今非常に困惑している

何故なら

河合「…えっと、まだ始まってないよね…？」

紫「…はい」

幕を上げていないのに

海「この歓声は何…？」

めちゃくちゃ

「キャーー！」

「ヤバい！！」

「マジ？！」

なんて声が聞こえるから

優「ぶっちゃけ俺らの時より超えてね？」

海「それ思った…」

珍しく最年少と最年長が同意見になるほど

幕の裏は唖然としていた。

河合「ちょっと俺、見てくるわ」

そう言って河合くんは出ていった。

帰ってきた時の河合くんは開口一番こういった。

河合「なんで？！え？！これはヤバイ…」

「なんかあったんすか？」

河「…すぐにわかるよ」

…？

優斗「少年倶楽部、始まるよ～！！」

そう言うと、さらに高まる歓声

幕が開いた瞬間

ステージから見て真ん中のこと前の方が滅茶苦茶騒がしい

「…？！」

三人がいた。

Aと花野澤さんと多彩さん

河合「続いては、King&Princeの皆さんに、質問したいと思いまーす！」

紫「あの、今日ずっと思ってたんですけど、なんで幕引き前あんなに騒がしかったんですかー？」

え、紫耀気づいてないん？

河合「紫耀がこう言ってるんで教えてあげてください、せーの！」

観客「「ジャニーズライブの主催者がいたからーーーー！！」」

すると、上の方の観客は大騒ぎ

優「え、マジで？！」

河合「じゃあ、ステージに上がっていただきましょうか！」

え？！聞いとらん！！！

河合「それでは、どうぞ！お上がりください！」

三人が動き出すと、また大歓声が巻き起こる

花「こんにちはー！」

明「ジャニーズライブ来てくれた子、ありがとう！」

『何しちゃってくれてんのさ河合くん』

河合「いや、この雰囲気はあげないとダメでしょ、観客の皆さん、そうですよねーー？」

観客「「いえーーい！」」

すると、Aがニヤッと笑った。

何の話しとるんや…？

『カメラマンさーん、一回カメラ止めてくださーい』

メンバー・河合「え？」

ス「カメラ止めまーす」

いや従うんかい！！

『皆さん！King&Prince、今度何を発売しますかーー？』

観客「アルバムー！！」

花「ですよねー！」

明「ということで」

『私たちを勝手にステージにあげた罰として！

私が作曲したアルバムに入る新曲

特別にNaughty Girl歌って頂きましょ！！』