貴方は何者……？［2］〈Ren.N〉 (ページ19)

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真「楽屋招待？」

『そー。適当に書いて、"当たればいいな～"って思ってる子よりも、応募から本気で挑んでくれる子の方が、やりがいがあるでしょ？』

真「へー。面白そうじゃん！」

『ってことだから、手続きだけお願い！』

真「りょーかい！任せとけ！」

私の兄最強説((

後日、全員選び終わったものを、郵送してもらった。

海人にはごめんだけど、美晴に会えるし、いいかなーって思った()

セトリもいい感じだし…

『ねーねー、今日久々に学校行かない？』

美「あー、最近忙しすぎて行ってなかったしね」

明「じゃ行く？」

『うちのリムでいこ』

二人「了解」

そんなこんなで、学校に着くと、

「ねね！あれ応募した？！」

「ジャニーズLIVEでしょ？！したに決まってるじゃん！」

「大財閥の神楽岡と花野澤と多彩がやるんだよ？！もうふつーのLIVEじゃないって！！」

『…ナニコレ』

美「ここに主催者いるよーって…笑」

明「って言うかさ、うちらがここに並んでたら…」

そういうと、一人の女子が私たちの存在に気づいた。

「えっ？！天野さん？！」

うわ。やっばい。

「ねね！天野さんってさ、ホントに"天野さん？"」

やっぱりバレてるじゃんかw

美「…ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ(笑いこらえてる)」

明「ヤッバイ、セキツカナキャー」

『二人とも何してんのかなぁ？？言いますよ？』

二人「すいません勘弁してください」

『天野奏は…まぁ、天野奏では無いかな？笑』

二人「結局言うんじゃん」

辺りがざわつく。

『うちらの本当の名前知りたい？いい機会だし、もういいんじゃない？』

美「…まぁいっか。

私の本名は、花野澤美晴。あの花野澤財閥の令嬢でーす。」

明「私の名前は多彩明日香。

みんなご存知、あの華道の多彩でーす」

二人「そして、私たちよりもやばいのがー？」

『それいらないし…

私天野奏の本名は、神楽岡Aです。』

「えぇぇぇぇぇぇ？！」

そりゃそーだ。そして何より聞きたかったであろうことがあるんでしょ？どーせ

「ってことは…」

「今話題のジャニーズLIVEの主催者ってこと？！」

三人「そーいうことでーす！☆」

いやぁぁぁぁぁあ！という声が響くなか

『いやー、今日入ってきたらその話でみんな持ち切りだったから、うちら笑いこらえるの必死でw』

美「まぁ、分からなくもないよ？貴方が可笑しいの」

明「みんなー、Aを敵に回したら、社会的に死にますよーw」

『いえーい☆』